敏感肌用CICAハンドクリーム発売 - コロナ禍の手洗い & 消毒により「手の敏感肌」悩みが増加傾向

ジョンソン・エンド・ジョンソンは8月1日、スキンケアのトータルブランド「ニュートロジーナ」より、「ノルウェーフォーミュラインテンスリペア CICA ハンドクリーム(50g / 822円 ※価格は編集部調べ)」を発売します。

発売に先がけ開催された発表会では、医師による「手の敏感肌ケアの重要性」の解説を交え、商品紹介を行いました。

■コロナ禍を経て増加傾向をみせる「手の敏感肌」

発表会に登壇した山﨑まいこ医師によると、コロナ禍の手洗い & 消毒機会の増加を機に「手の敏感肌」に悩む人が増えているそうです。度重なる手洗い & 消毒により手のバリア機能が低下し、そのバリア機能が回復しない内に再び手洗い & 消毒……という流れを繰り返す内に、敏感肌の状態に陥ってしまうといいます。

山﨑医師は「自分で『肌が乾燥している』と感じた時点で、すでに炎症が起きている可能性があります」と解説。さらに、「乾燥状態や炎症を放置しておくことで、肌のなめらかさが失われ、見た人に「衰え」「老け」の印象を与えることにもつながってしまいます」と続けました。

手は体の中で最も外的因子による刺激を受ける部位なのでそもそもゆるぎやすく、乾燥を感じた時点ですぐにケアを始めることが大切なのだといいます。

では敏感肌になってしまった場合は、どのようなハンドケアをすればよいのでしょう。山﨑医師によると、敏感肌のハンドケアのポイントは"2つ"あるそうです。

殺菌能力の高いアイテムはそれだけ刺激も強いため、必要に応じた使い分けがおすすめだそうです。

低刺激アイテムと、殺菌能力の高いアイテムの2種類を用意し、ちょっとした汚れを落とすだけであれば低刺激のハンドソープで洗うなど、使用シーンに応じて使い分けるといいそうです。

乾燥を感じたときはもちろんですが、何かに触れるなど外部刺激を受けたらこまめに保湿をすることが大切なんだそうです。山崎医師は「手洗いをした直後は毎回保湿」を習慣にしているそう!

では、今回発売となる「超乾燥・敏感肌用ノルウェーフォーミュラインテンスリペア CICA ハンドクリーム」(822円 ※編集部調べ)は、どのようなアイテムなのでしょうか。

発表会に登壇した、同社研究開発担当鈴木理沙氏によると、新商品の特長は大きく2つあるそうです。

本品に配合している「グリセリン」(保湿成分)は、医療グレードと呼ばれる純度99%のものなので、敏感肌の人にも低刺激なんだそう。

医療グレードグリセリンは分子が小さく、肌の奥まで浸透する性質を持ち、保湿成分が肌の角層内で留まるといいます。肌表面だけではなく角質の内側もしっかり保湿することで、うるおいの持続が期待できるのだとか。

CICAはツボクサ由来の成分ですが、本製品はさらにパンテノール、アラントインを加えた独自配合になっています。乾燥やかゆみ、赤みなどのトラブルが起きやすい敏感肌に対しバリア機能の働きを補い、肌の乾燥やかさつきを防ぎ健やかな肌に導いてくれるといいます。

使い心地はどうなの? ということで、実際に商品をお試しさせてもらいました。

クリーム自体のテクスチャーは固めですが伸びは良く、反対側の手で伸ばすとスムーズに手全体に伸びていきました。

塗り広げている時の感触としてはオイルに近い感じもあり、肌表面にクリームが留まるかな? と思いましたが、広げて数秒ですーっとなじみます。そして心なしか? 肌がトーンアップしたような気がしました。

驚いたのは、クリームを塗って数分後に手を洗ったのですが、手洗い後とは思えないしっとり感だったことです。肌に薄く膜が張られているような感覚でした。

また、発表会の中で提案があった「ネイルケア」として甘皮に塗り込む使い方も試してみましたが、こちらも保湿力となじみのよさが快適でした…!

「ノルウェーフォーミュラインテンスリペア CICA ハンドクリーム」は敏感肌・乾燥肌の方向けのアイテムですが、低刺激処方に加え無香料なので、小さなお子さんの肌に触れる機会の多い子育て中の方や、香りはちょっと…という男性にも使いやすい商品だと思います。

8月1日より全国の薬局・薬店、スーパーマーケット、ホームセンターなど小売店、ECサイトで販売がスタートになりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。