テレビ朝日系ドラマ『警部補ダイマジン』(7日スタート 毎週金曜23:15~※一部地域除く)の第1話完全版試写会・記者会見が7日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、生田斗真、向井理、三池崇史監督が登壇。生田と向井が過去のエピソードを振り返った。
今作で、生田と向井は13年ぶりの共演となる。生田は「そんな経ったかって感じなんですけど。見た目も関係も変わらないですが、たくさんの修羅場を乗り越えて、いろいろなことを経験してきたんだと感じさせる背中だなと現場で思って、また会えてうれしいなと思いました」としみじみ。向井も「感慨深いものがありました。20代だったもんね。連ドラで、撮影が終わったら電車に乗って一緒に帰ったりしていて。まだ全然分かっていない状態で共演して学んだこともありましたし。こうやって大きな舞台でまた一緒にやれるっていうのはうれしいことですし、戦友として向き合う物語でもあったので、同世代とバチバチやれる役でうれしかったです」と喜びを語る。そして、現場での生田の様子を「リラックスしていて、気負ってなくて。その自然な姿がスタッフたちを安心させてくれる」と明かす。その話を受けた司会者から、現場のムードメーカーを担っているのかと聞かれた生田は「そうです!」と即答し、場を沸かせていた。
また、会見ではオープニング曲「マ人間」を歌う新しい学校のリーダーズがサプライズ登場し、生田をセンターに即興でコラボダンスを披露。その姿を見た向井は思い出し笑いをしながら「昔、ドラマの打ち上げで踊ったよね。生田くんが平井堅さんの曲で振り付けを考えて」と回顧すると、生田も「あったね!」と頷く。「カラオケに夜な夜な行ったよね」「結構稽古したよね」と2人で当時を懐かしんでいた。
また、記者から生田の秘密について聞かれるも、向井は「ここで言えることがないなぁ」とつぶやき、三池監督も「知りすぎていて、業界から抹殺されちゃうんじゃないかな」と笑いを誘う。生田はオープニング曲にちなみ「僕も向井くんも“マ人間”なので秘密はないと思います」とコメント。向井は自ら「自分の話でいうと、歌が苦手なので、打ち上げとかは苦手ですね」と話した。
ドラマ化もされたコミック『クロコーチ』を生み出したリチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)コンビの最新作『警部補ダイマジン』(『週刊漫画ゴラク』連載中)を、“土竜の唄シリーズ”の生田&三池崇史監督コンビがテレビ初タッグを組んで映像化する同作は、ダークヒーローが巨悪に挑む物語。正義感の強い警視庁捜査一課のエース“ダイマジン”こと台場陣(生田)が、弱みを握られたことで飼い主となった平安才門(向井)に召使いのようにこき使われながら、自分を殺人犯と疑って急接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)らとともに、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし悪を持って悪を制していく。