東芝データは7月6日、「納豆の購買動向調査」の結果を発表した。調査は、スマートレシートに加盟する全国の「スーパーマーケット」での会員のレシートデータから、2022年6月~2023年5月までの来店客1人当たりの年間購入数、購入率等をエリアごとに算出した。
来店客1人当たりの「納豆」の年間購入数が最も高いエリアは、「甲信越」で27.6点だった。次いで「東北」(26.7点)、「北海道」(26.6点)が上位に。購入率では、国産大豆の収穫量が最も多い「北海道」(93.6%)がトップとなり、次いで「東北」(91.4%)、「甲信越」(89.5%)と続いた。
一方、「近畿地方」の数値は低い傾向にあり、1人当たりの年間購入数は14.2点、購入率は74.7%と、いずれも最下位となった。
納豆の地方別売上数量ランキングをみると、「北海道」「東北」「関東」では、タカノフーズの「おかめ納豆 極小粒ミニ50g×3」が1位を獲得。また、「東海」「北陸」「中国」では、ミツカンの「金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆 45g×3」が1位に。それぞれのエリアで食べやすい大きさ・味の商品が好まれていることがわかった。