パナソニックは、2023年6月12日~6月13日、体力を消耗しがちな真夏に向け、全国の男女4,700名を対象に夏バテへの意識やライフスタイルについて調査した。

まず、コロナ禍と比べ、今年5月以降での外出の機会や外食、旅行などの頻度に変化はあったかどうかを聞いたところ、外出頻度が「やや増えた」「とても増えた」との回答が合わせて全体の64.9%にのぼった。

一方、ここ数カ月の生活において、1日30分程度以上の軽く汗をかく運動(ウォーキング、スポーツ、体操等)をどの程度行っているかをたずねる設問では、「まったく行っていない」「週1日以下」「週2日」を合わせて全体の74.3%となり、運動不足気味の方が大半という結果になった。

また、コロナ禍の時期と比べ体力低下を感じているかどうかを尋ねる設問では、体力低下を「やや感じている」「とても感じている」と回答したのは、全体の59.3%と過半数を占めた。特に、大阪府と沖縄県では体力低下を感じている比率が高く各67.0%で、同率1位となった。

一方、「あまり感じていない」もしくは「ほとんど感じていない」と回答した比率が最も高かったのは福島県と熊本県で、各48.0%だった。

ここ数カ月の生活において、夏バテのような症状(疲れ、だるさ、胃腸の不調、眠れないなど)を感じたことがあるかどうかについては「しばしば感じたことがある」「よく感じたことがある」と回答したのは全体の57.1%と過半数となった。

特に夏バテ症状を感じている比率が高かったのは長崎県が1位で76.0%だった。逆に「あまり感じたことがない」「ほとんど感じたことがない」の回答率が最も高かったのは青森県と島根県で、各54.0%となった。

また、体のどのような部位に夏バテのような症状を感じるかについての設問では、「肩や首が凝る」が1位で53.0%、次いで「脚・足がだるい」が51.1%、「頭が重い・頭痛がする」が47.5%の回答順となった。