三菱自動車工業は8月10日から開催される第30回インドネシア国際オートショーで新型コンパクトSUVを世界初披露する。
今回の新型コンパクトSUVでは、同社初採用となるウェットモードを含む4つのドライブモードを設定。さまざまな天候や路面において、安全・安心で快適な走りを実現している。
同社のコアマーケットであるアセアン地域に投入する新型コンパクトSUVは、「Best-suited buddy for an exciting life」(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)がコンセプト。
スタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザインとしながら、取り回しの良いコンパクトなボディサイズに広々とした居住空間や多彩な収納スペースなどの快適性・実用性を両立し、さまざまな天候や路面において安全・安心の走破性を実現した、毎日の生活をワクワクさせてくれるSUVとなっている。
今回の新型コンパクトSUVでは、アセアン地域でのコンパクトSUVの使われ方を熟慮し、荒れた路面でも安心のクラストップレベルとなる222mmの最低地上高を確保した。
加えて、路面状況に応じて選択できるノーマル、ウェット、グラベル、マッドの4つのドライブモードを設定しており、今回初採用となるウェットモードでは、激しい降雨による冠水路でもハンドルが取られにくく、不安なく走行することが可能だ。
これらのドライブモードは、前左右輪の駆動力を調整して高い操縦性を実現するアクティブヨーコントロール(AYC)、タイヤのスリップを制御するトラクションコントロール、エンジン制御、パワーステアリング制御を統合制御することで、さまざまな路面状況に対応することを可能としている。
また、新型コンパクトSUVのティザー動画と併せて、ヤマハと協業したオーディオシステム「ダイナミックサウンド」のコンセプトムービーを公開した。
今回の新型コンパクトSUVで初搭載となる「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」は、アセアン地域のニーズに応えられるよう開発。
楽器・音響機器の開発からホールや劇場の音響設計まで手掛けるヤマハとの共同開発により、リスニングルームである車両側に最適な音質向上策を施すことで、スピーカーの性能を最大限に発揮させている。
また、走行時は車速に応じて、音量だけでなく音質自体も補正する機能により、荒れた路面でも躍動感のある低音と、輪郭のはっきりした中高音が楽しめる。