今回は、一言の前向きな言葉一覧を特集。短いのにポジティブで心に響くような言葉を、周りの人に伝えたい一言・勉強を頑張れる一言・仕事を頑張れる一言・英語の一言に分けて紹介します。
自分が落ち込んでいるときだけでなく、周りの大切な人が落ち込んでいるときに前向きな一言をかけられると、心の支えになれるはず。
ぜひ最後までチェックしてくださいね。
前向き・ポジティブな言葉【周りの人に伝えたい一言】
ここでは、家族や友人が落ち込んでいるとき、前向きになれるような一言を紹介します。
一緒に頑張ろう
「一緒に頑張ろう」は、「一緒に」を付ける点がポイントです。「一緒に」を付けることで独りではないこと、ともに頑張る仲間がいることを伝えられます。
相手が落ち込んでいるときや、気持ちが沈んでいるときに「頑張って」と言うとプレッシャーを感じさせ、より追い込んでしまうことも。「一緒に頑張ろう」ということで、プレッシャーをかけるのではなく、協力する気持ちを表せます。
これからが頑張りどきの場面やともに前を向いて頑張りたい場面では、「一緒に頑張ろう」と伝えましょう。
頼りになるね
男性でも女性でも、頼りにされるとうれしいものです。「頼りになるね」と言われて、嫌な気持ちになる人はほとんどいません。「頼りにしているよ」と一言かけられるだけで、前向きになれるものです。
あなたのおかげだよ
「あなたのおかげだよ」は、相手への感謝を伝える、前向きな言葉です。相手の行動や助力、サポートなど、相手にしてもらったことへの気持ちを表現します。何かしてもらったときだけでなく、その人を中心に進めていた仕事やプロジェクトが成功した際も、積極的に「あなたのおかげだよ」と伝えましょう。
ありがとう
「ありがとう」は、感謝を伝える言葉です。誰にでも使える言葉ですが、慣れ親しんだ相手には徐々に使わなくなることが多い傾向にあります。言葉にしなくても伝わっていると思う人もいるでしょう。
しかし、「ありがとう」は何度言われてもうれしい気持ちになり、使う度に相手の気持ちを前向きにできます。
「ありがとう」の一言だけで気持ちを上向きにさせるため、慣れ親しんだ相手にも積極的に使用したい言葉です。
前向き・ポジティブな言葉【勉強を頑張れる一言】
ここからは、勉強を頑張れるような前向きな一言を紹介します。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」は、古来より伝わる日本のことわざです。その場の恥じらいで知らないことを知らないままにするのではなく、そのときの一瞬の恥ずかしさを耐えて質問しようという意味があります。
勉強をしていると、「これはどういうこと?」と疑問が出てくるのは自然なことです。そんなときに、「こんなことを質問するのはなんとなく恥ずかしいな」と友人や先生などに質問するか悩んでしまうこともありますよね。
ですが、分からないことはその場で解決しないと、一生分からないままになってしまいます。質問するときの恥ずかしさよりも、そのまま放置して知識がないまま歳を重ねた方が恥ずかしいと思いませんか?
そんなときにこの言葉を思い出して、勉強に励みたいものです。
千里の道も一歩より
「千里の道も一歩より」は、中国古典の「老子」の一節がもとになった慣用句です。壮大な目標も、達成するためには地道なことの積み重ねが肝心であることを表しています。
大きなことを成し遂げるためには、ずば抜けた才能や財力が必要だと思う人も多いでしょう。しかし、日々の勉強を続けることが一番の目標達成への近道です。「千里の道も一歩より」を思い出して日々の勉強を継続しましょう。
冬来たりなば春遠からじ
「冬来たりなば春遠からじ」はイギリスの詩人シェリーの言葉です。厳しい寒さの冬がやってきたなら春はもうすぐであるということを表します。
勉強を続けていると、成長を感じられない時期もあるでしょう。しかし、苦しい時期を乗り越えると急に成長を感じられるようになります。
諦めずに努力を続けた先にはうれしいことが待っていることを伝えられる、前向きな言葉です。
継続は力なり
「継続は力なり」は日本に伝わる慣用句の一つです。「千里の道も一歩より」や「冬来たりなば春遠からじ」と同じように、地道に続けた努力はいつか実を結ぶという意味があります。
また、継続できることこそが優れた能力であるという意味も持っています。
地道な努力は成長を実感しにくいため、途中で挫折する人もいるでしょう。そのため、継続できることこそなによりの力であり、成功への力となることを表す前向きな言葉です。
前向き・ポジティブな言葉【仕事を頑張れる一言】
ここでは、仕事を頑張れるような前向きな一言を紹介します。
解決できない問題はない
「解決できない問題はない」は、複数人の有名人が残した言葉です。意味は言葉の通り、解決できない問題は存在しないことを表します。
仕事をしていると、ときには大きなアクシデントや難しい課題に出会うこともあるでしょう。複雑に考えすぎずに小さな問題を1つずつ解決すれば、自ずと解決できることを示してくれる前向きな言葉です。
よい花は後から
「よい花は後から」は、日本に伝わることわざの一つです。早く咲き始めた花よりも後から咲く花の方が美しく見えるため、優れたものは時間をかけて現れることを意味します。
仕事で成功できないときや失敗ばかりで落ち込んでいても、本当に優れた能力があるならじっくりと成長して後から成功できることを表します。
仕事で落ち込んでいるときに言われると、前向きな気持ちになれることわざです。
失敗は成功のもと
「失敗は成功のもと」は、失敗した原因を明らかにし、同じ失敗をしないように徹底した対処や対策を講じれば、成功につながるという意味があります。
誰しもが仕事をしている上で、多かれ少なかれ失敗の経験をしているものです。
仕事で失敗をしたときその場を凌いで終わりにするのではなく、失敗した原因を究明して同じことを繰り返さないように対処するかどうかが成功につながります。
失敗して落ち込んだときに、やる気を引き出すことわざです。
石の上にも三年
「石の上にも三年」は、辛い状況でも3年我慢すれば好転するという意味です。
成功するためにはある程度長い時間の修業が必要であることや、しばらく我慢することも必要であることなどを伝えています。
仕事をしている中で、なかなか自分の力を発揮できるタイミングがないと悩んでいる方にはぴったりのことわざでしょう。
前向き・ポジティブな言葉【英語の一言】
前向きになれる、英語の短いフレーズを紹介します。
If you can dream it, you can do it.
ウォルト・ディズニーの名言で、「If you can dream it, you can do it.」は、「夢を描けたらその夢は叶うだろう」と訳します。
夢を具体的に描けたら、成功までの正しい道筋が分かります。夢を追いたいときや成功したい方の背中を押す前向きなフレーズです。
Where there is a will, there is a way.
「Where there is a will, there is a way.」はリンカーンが残した名言です。「意思あるところに道は開ける」と訳します。
強い意志を持ち正しい努力を続けていれば、成功への道は開かれることを表します。強い意志を持ちたいときや大きな目標ができたときに、心へ留めておきたいフレーズです。
It’s not the end of the world.
「It’s not the end of the world.」は、英語でしばしば使われることがある慣用句です。「世界が終わるわけじゃない」と訳し、落ち込んでいる相手を励ますときに使われます。
Impossible is nothing.
「Impossible is nothing.」はモハメド・アリの名言です。「不可能なんてない」と訳します。
何かに挑戦するときや失敗を恐れているときに心を強くさせる、不思議な力のある言葉です。家族や友人が落ち込んでいるときに伝えると、前向きに感じられるでしょう。
前向きな言葉で人生を明るく生きよう
私たちの周りには、前向きになれる大きな力を持つ言葉が溢れています。明るい言葉を聞くことで、誰かを励ましたり、落ち込んでいるときに気分を切り替えたりすることも可能です。
前向きな言葉をいつも心において、人生を前向きなものにしましょう。