米自動車および航空会社・Alef Aeronautics社が開発した空飛ぶ電気自動車「Model A」が、米連邦航空局(FAA)の特別耐空証明を取得したという。このFAA証明の取得により、公道を走行できるようになった。普通の車のような見た目で、陸上を走行し空も飛べる機体が、特別耐空証明の承認を受けるのは史上初だそう。ネットでは「未来感ある」「ちゃんとクルマなの凄え」などと話題となっている。
「Model A」は、陸上での走行はもちろん、空も飛べる電気自動車。車体全体がメッシュのような構造になっており、内部に8枚のプロペラが搭載されている。車体を傾けることで、飛行する方向を変えられるようで、垂直離着陸の能力も持つ。飛行する方向を変えようと、車体を傾けても常にコックピットは前方を向くように設計されている模様。最大2人まで乗車可能で、地上での航続距離は200マイル(約322km)、飛行時の航続距離は110マイル(約177km)だ。
同社は今回、特別耐空証明を取得したことについて「これは飛行機にとっては小さな一歩であり、自動車にとっては大きな一歩です」とコメントしている。
「Model A」の価格は1台30万ドル(約4,300万円)で、すでに先行予約販売を開始しており、2025年末の発売を予定している。
ネット上では「これで本当に飛ぶなら未来感あるわ」「翼がないのが革新的ですね」「実際に飛んでるとこ見るまでは信用できん」「重量制限は?」「人間は平面の道路でもうまく走れないのに、3D空間を安全に走るのはムリゲーだろw」「ちゃんとクルマなの凄えええええ!!」などの声が寄せられた。