学研ホールディングスは7月4日、「テレワークで活躍する資格」に関する調査結果を発表した。調査は6月13日~19日、20代〜50代の社会人の方1,136名を対象にインターネットで行われた。

  • テレワーク下で持っていてよかった資格TOP5

    テレワーク下で持っていてよかった資格TOP5

テレワークをするにあたって「持っていてよかったと思う資格」を教えてもらったところ、1位「簿記」(356票)、2位「TOEIC」(220票)、3位「MOS」(199票)、4位「FP」(183票)、5位「情報技術者」(118票)という結果に。

  • テレワーク下で活躍するために今後取得したい資格TOP5

    テレワーク下で活躍するために今後取得したい資格TOP5

一方、テレワーク下でも活躍できる人材になるために「今後取得しておきたいと思う資格」については、1位「FP」(289票)、2位「TOEIC」(272票)、3位「簿記」(245票)、4位「MOS」(151票)、5位「情報技術者」(142票)となった。

テレワークにおすすめの資格3選

同社では、上位にランクインした資格から、テレワークにおすすめの資格をピックアップし、解説している。

FP(ファイナンシャルプランナー)
資産運用のプロフェッショナル。投資や保険の活用など、幅広い知識を身につけることができ、家計相談に乗ったり、FPの勉強法についての記事を執筆したりと、副業に役立てる人も。在宅勤務での求人も多くあり、特に、銀行や証券会社、生命保険会社でのニーズが非常に高い。

簿記
年間60万人が受験する大人気の資格で、日商簿記は初級・3級・2級・1級の4種類が存在し、特に2級と1級は合格率の低い難関資格。会社の経理部門での活躍が見込めるほか、営業職や企画職でも役立つ資格となっており、将来性・安定性に優れているだけでなく、キャリアアップにつながりやすく、また資格手当も期待できる。

MOS(マイクロソフトスペシャリスト)
ワードやエクセルなど、マイクロソフトオフィスの操作スキルに関する資格試験で、マイクロソフト社公認の国際資格。取得すれば世界的にスキルを証明することが可能。テレワークで必須であるパソコンが問題なく扱える人材であることをアピールできるため、就職や転職、昇進に有利に。特に、近年の著しい技術革新の中では、ビジネスパーソンにとってパソコンを扱うスキルは必須といえそう。