cte.(シーティーイー)は7月4日、「企業の採用活動の課題と解決策」に関する調査結果を発表した。調査は2023年6月、就職活動を経て企業に入社した22~29歳の男女209人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「あなたは入社前後で職場のギャップを感じた時、どれくらい失望しましたか」と聞くと、「軽い失望」(8.5%)、「適応できる失望」(27.4%)、「ほどほどの失望」(35.4%)、「大きな失望」(19.5%)、「深刻な失望」(9.1%)という結果になった。
次に、「入社の前後(新卒で入社した企業)で感じた、失望するようなギャップ」を聞くと、「仕事の詳しい内容」(28.2%)が最も多く、次いで「仕事の雰囲気、カルチャー」(26.8%)、「ワークライフバランス、勤務時間」(22.0%)と続いた。
そして、「就活生と企業のミスマッチを防ぐ企業の情報発信を教えてください」と尋ねたところ、「会社の良いところだけではなく悪いところも発信する」(45.0%)、「現実の仕事の内容を、もっと実態がみえるよう伝える」(39.2%)、「給与などの条件面を、もっとわかりやすく伝える」(32.1%)が上位となっている。
さらに、「企業の情報発信にがっかりした経験はありますか? ある方は、その理由も教えてください」と聞いたところ、「良い面ばかりアピールされていて信用できない」(45.0%)が最も多く、次いで「情報量が少ない、欲しい情報がない」(34.0%)、「おもしろくない、興味をそそる内容がない」(26.3%)という声が多かった。