オーダーメイド介護サービス「イチロウ」は7月3日、「介護と仕事の両立に関する意識調査」の結果を発表した。調査は6月8日~9日、介護と仕事を両立する都市圏に住む35歳~69歳の男女400名を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。

  • 「介護離職」を考えたことがあるか

    「介護離職」を考えたことがあるか

介護と仕事を両立しながら、都市圏(北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県)で暮らす男女に、「介護離職」を考えたことがあるかと尋ねたところ、56.1%が「ある」と回答。特に、30代と40代では60%を超える結果に。

理由を聞くと、「介護疲れ及び仕事疲れによる両立の難しさ」や「休息やプライベートの時間が取れない」など、両立による身体的負担や時間的制約から、離職せざるを得ない事情が見て取れた。

  • 介護保険サービスに改善してほしいこと

    介護保険サービスに改善してほしいこと

次に、介護保険サービスに改善してほしいことを聞いたところ、30代と40代は「長時間の利用可」と「早朝・夜間の利用可」、「当日の支援時間の変更可」が上位を独占。50代と60代においても、「長時間の利用可」や「早朝・夜間の利用可」が上位に挙がった。