広い世代で人気を集めつつあるサウナを楽しむ活動「サ活」。銭湯、健康ランド、アウトドアでのサウナなど、楽しみ方は多様化していますが、最も"ととのえる"サウナとは……。
ヒルトン東京お台場で、サウナを究極に楽しむ専用宿泊プラン「ODAIBAで整う」を体験してきました。
「ODAIBAで整う」を体験
ヒルトン東京お台場は、東京都心のパノラマビューを一望することができる東京湾のウォーターフロントに位置するホテル。もともとホテル内には「庵スパTOKYO」というサウナやジェットバス、プール、フィットネスジムなどが集まる施設がありましたが、この度「サウナ」に特化したプランが提供されていました。
このプランはホテルのある「“お台場”という立地を生かした1泊2日の宿泊プラン」をテーマに、東京エアトラベル・ホテル専門学校の学生11名が2チームに分かれて企画を考案。各チームのプレゼンテーションのなかでキーワードとして挙がった“サ活”と“ていねいな暮らし”の2つの要素をベースに、ホテル内で検討を重ねて誕生したのが「ODAIBAで整う」プランです。
学生たちの提案から始まったプラン、果たして大人は満足できるのでしょうか?
サウナを最大限楽しむためのホテルプラン
まずはホテルにチェックイン! この時に、「庵スパTOKYO」の説明と合わせてサ活用のサウナハット、そしてサ活後に飲む用のオリジナルドリンクの引き換え券を受け取ります。
お部屋はさすがヒルトンといった豪華な内装。オーシャンビューの窓からはお台場の象徴ともいえるレインボーブリッジが見えました。 ヒルトン東京お台場のチェックインは15時から。夕方からゆっくりとサウナを楽しめますね。
外気浴もできるサウナで整う
準備ができたら早速サウナへ。「庵スパTOKYO」はプールがあり、水着を着て入るタイプの施設。水着レンタルもありました。受付でタオルを渡されるので、部屋から持っていく必要がなく楽でした。
ロッカールームやパウダールーム、シャワールームは広々。メイク落としや化粧水などのアイテムの他、水着の脱水機もあり、設備のクオリティーが高いです。水着さえあれば足りないものはない! というくらい色々そろっています。
さて、お目当てのサウナはドライサウナとミストサウナの二つ。タイプの違うサウナがどちらも楽しめるのはサウナーとしてかなり熱いです。
ドライサウナは、カラッとして温度は約80度。窓が大きく、お台場の景色を一望しながらサウナを堪能できます。じんわりと体が温まっていく瞬間がたまらない……
一方のミストサウナは湿度が高く、すぐ汗だくになりました。アロマがすーっと香り、ドライサウナとはまた違うサウナを楽しめます。
特典でもらった「Totonoi Japan」のサウナハットは、深く被れてつばも広いので、髪の毛や頭を熱さから守ってくれます。これは普段のサ活でも使えて嬉しい! バケットハット型なのもおしゃれで、テンションが上がります。
サウナのあとにシャワーを浴びたら、外で整うもよし、水風呂代わりにプールに入ってもよし。整いスペースになる椅子や、寝転がれるリクライニングチェアもあるので整い放題。外の椅子に座れば海を眺めながらゆっくりと外気欲ができます。なんと贅沢な時間でしょう。
夕方に利用しましたが、混むことはなくのびのびとサウナを楽しめました。プールに遊びに来た家族連れやカップルで利用している人たちがいて、利用する人たちの年齢層は幅広い様子。
「庵スパTOKYO」の営業時間は10時から21時(最終受付は20時)。スタッフの方によると、お台場の海を楽しむなら、夕焼けが綺麗な時間帯がおすすめとのことでした。
サウナの後はリカバリードリンクで栄養補給
サウナで代謝を上げたあとはホテル内のメインバー「キャプテンズバー」で、タンパク質などを補給するリカバリードリンクをいただきます。ルームサービスでも頼めるようです。
ドリンクは豆乳にバナナ、パイナップル、グレナデンシロップを加えたノンアルコールカクテルか、キウイとメロンを合わせた「ODAIBAで整う」プラン限定のオリジナルドリンク2種から選べました。
リカバリーウェアで睡眠の質を高める
食事を済ませたらあとは寝るだけ。「ODAIBAで整う」限定のサービスで、リカバリースリープウェアTENTIALの「BAKUNE Dry」を体験できました。現代人に不足しがちな睡眠環境を整えるべく、人間工学に基づく検証を重ねて開発された商品なのだとか。
着てみるとさらっとしていて、どこかぽかぽかしてくるような感じがしました。サウナで整った後なので、ベッドに寝転がればあっという間に眠りの世界へ。
気持ちよく目覚めたら、「シースケープ テラス・ダイニング」のヒルトンブレックファストへ。洋食から和食まで、たくさんのメニューからモーニングを選んでエネルギーチャージ! チェックアウトは正午12時なので、朝からサウナに行ったり、フィットネスジムで運動したりと朝活するのもよさそうです。
サウナメインのホテル宿泊は初でしたが、ゆっくりと体を休めることができてかなり贅沢な時間でした。サウナで整い、専用ドリンクで栄養補給をしたら、リカバリースリーブウェアを着てぐっすりと休んでおいしい朝ごはん。時間に追われることが多い社会人には良いリフレッシュになること間違いなし。究極の"整い"を体験できるかもしれません。
宿泊プラン“ODAIBAで整う(ととのう)”
期間:2023年4月20日~8月31日
客室: ヒルトンルームからロイヤルガーデンスイートまで全客室
料金: 1室2名利用時60,064円~