ずかんミュージアム有限責任事業組合は7月3日、東急プラザ銀座6Fにて営業中の体験型施設「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑 NEO」を9月3日の営業をもって閉館することを発表した。

ZUKAN MUSEUM GINZAは「デジタルとリアルが融合した空間をめぐりながら、図鑑の中でしか見ることのできなかった生き物たちに出会い、その息吹を感じ、さらにほかの生き物との出会いに歩みを進める、そんな世界に没入できる」というコンセプトを持った新感覚の体験型施設として2021年7月16日に開業した。

この度、本プロジェクトの開催趣旨の1つ、ずかんミュージアム有限責任事業組合の参画社である小学館の創立100周年を記念した事業といった役割も、開業から2年を迎えるタイミングでその役目を終えたということもあり、閉館の運びになったという。現在実施している毎週金曜日限定の「Night ZUKAN MUSEUM」も7月14日の営業をもって終了する。

  • 「ZUKAN MUSEUM GINZA」料金体系

ZUKAN MUSEUM GINZAでは、「小学館の図鑑NEOシリーズ」からピックアップした生き物が"デジタル"で可視化される世界に入り込み、図鑑だけでは伝えきれない"自然"を体感し学ぶことができる。施設の中では24時間という時間の経過や天候の変動など、地球上における環境の変化を表現できるように設計されており、空間や時間の経過と共に"地球の自然"を体感し、「実体験をつくる」ことを目指した新感覚の体験型施設。昨夏よりバージョンアップを行い、「第二章 / 新たな生き物に出会う旅」がスタート。記録した生き物たちを確認できるゴールゾーンもよりフォトジェニックなスペースとして生まれ変ったという。

同社は、「最終営業日の9月3日まで残り2ヶ月、夏休みの思い出作りや自由研究の題材としてなど、最後までより多くのお客様に足を運んでいただけることを期待して、スタッフ一同心よりお待ちしております」とコメントしている。