スカパーJSATは、サッカーの経験についての調査結果を6月28日に発表した。同調査は6月8日~6月12日の期間、全国の15歳~59歳の部活動やチーム、サークルに所属して、現在サッカーを行っている人または過去にサッカーを行ったことがある経験者1,000人を対象に、インターネットで実施されたもの。
まず、所属している(していた)チーム・サークルの種別を聞いたところ、「サッカー部(中学・高校・大学等)」が最も多く49.1%、次いで「少年・少女サッカーチーム」(43.8%)、「サッカーサークル・草サッカーチーム」(25.2%)と続いた。
また、最も多くプレーしている(していた)ポジションについては、「ディフェンダー」(31.8%)と「ミッドフィルダー」(30.8%)が特に多い結果となった。
次に、サッカーを始めた年齢を尋ねると、「10歳」(18.6%)という回答が多かった。
サッカーを始めたきっかけは何かという質問に対して、「友だちがやっていて」(30.0%)と「友だちに誘われて」(28.7%)が多くを占めた。次いで「サッカー漫画・アニメを見て」(16.4%)、「親・きょうだいがやっていて」(16.1%)と続いた。
プレーの手本にしている(していた)プロまたは実業団のサッカー選手を聞くと、1位が「三浦知良」(57名)、2位が「本田圭佑」(41名)、3位が「リオネル・メッシ」(38名)という結果に。
世代別にみると、10代と20代では「本田圭佑」、30代と40代では「三浦知良」、50代では「釜本邦茂」「三浦知良」が1位となった。
回答者のプレーしている(していた)ポジション別にみると、1位にあがった選手の手本にしている(していた)ところは、ポジションがゴールキーパーの人では「川口能活」(立ち居振る舞い)、ディフェンダーの人では「長友佑都」(チャンス時のオーバーラップ)、ミッドフィルダーの人では「リオネル・メッシ」(細かいボールタッチ)と「三浦知良」(ドリブルの上手さ)、フォワードの人では「三浦知良」(周囲への適応力)だった。
次に子どもがいる人(413人)を対象に、子どもはサッカーをやっている(やっていた)か問うと、「やっている(やっていた)」は29.8%、「やっていない(やっていなかった)」は70.2%となった。
一方、子どもがいない人(587人)に、子どもがいるとしたら、子どもにサッカーをやらせたいと思うか聞いたところ、「やらせたいと思う」(「非常にやらせたいと思う」、「どちらかといえばやらせたいと思う」)と答えた人は76.7%を占めた。
子どもがサッカーをやっている(やっていた)人を対象に、子どもにサッカーをやらせている(やらせていた)理由を尋ねると、「心身の成長につながるから(体力・積極性・協調性など)」(48.0%)が最も高く、次いで「友だちができるから」(39.0%)、「親子で楽しめるようになるから」(38.2%)と続いた。