野岩鉄道は3日、東武鉄道634型「スカイツリートレイン」(4両編成)を使用した普通列車を7月23~30日に運転すると発表した。今年4月に続き、再び「スカイツリートレイン」の普通列車が鬼怒川温泉・新藤原~会津高原尾瀬口間を走る。
「スカイツリートレイン」は東武鉄道の6050型を展望車に改造した車両。東京スカイツリーの高さ634mにちなみ、「スカイツリートレイン」も6050型から634型に変更された。座席を高床として多彩なシートを設け、展望窓・前面展望スペース・サロンも設置。カラオケ設備や映像モニターも備え、現在はおもにイベント列車で活躍している。
野岩鉄道は4月24~28日に「スカイツリートレイン」の普通列車を運転しており、これに続いて7月23~30日も「スカイツリートレイン」の普通列車を運転。7月23日の新藤原駅18時44分発・会津高原尾瀬口駅19時19分着から運用に入り、7月30日の会津高原尾瀬口駅16時0分発・新藤原駅16時34分着まで、1日あたり上下各5本の普通列車(上下各4本は新藤原~会津高原尾瀬口間、上下各1本は鬼怒川温泉~会津高原尾瀬口間で運転)をすべて「スカイツリートレイン」による運転とする。
期間中の「スカイツリートレイン」は普通列車として運転されるため、乗車券類のみで利用可能。野岩鉄道も「どうぞご利用ください」「皆様のご利用を心よりお待ちいたしております」としている。なお、「特急リバティ号の取扱についての変更はございません」とのこと。