ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が3日、オンラインで囲み取材に応じ、あす4日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『ホスト相続しちゃいました』(毎週火曜23:00~)最終回の見どころ、共演者とのエピソードを語った。
ある日叔父からの遺言で、突然歌舞伎町のホストクラブ「MAJEST(マジェスト)」を相続することになった、広告代理店勤務の久美子(桜井ユキ)。幹部・直樹(三浦翔平)、オラオラ系ナンバーワンホスト・Masato(八木)、子犬系新人ホスト・夜空流星(宮世琉弥)、人気急上昇中の男装ホスト・神童ルイ(鈴木ゆうか)たちイケメンホストと共に、つぶれかけのホストクラブを立て直していくことに。八木が演じているのは、超負けず嫌いで危険な香り漂う“オラオラ系男子”で、MAJESTのナンバーワン・Masato。最終話では「好きな女いたらもうホストできねえよ」と久美子に打ち明けたが、“色営”だと思われてしまう。一方直樹もまた、久美子が店の経営から退くことを機にあることを決意する。
【八木勇征 囲み取材コメント】
■演じているうち、Masatoと一体に
――Masatoを演じきっての感想を教えてください。
台本をいただいて、最初は我が強い印象を受けたのですが、妹が出てきて兄弟がいるんだと知って読み進めていくと、家族やMAJESTのメンバーという近しい存在を大切に思っている熱いところがあるんだなとイメージが変わっていきました。Masatoはそういう面を出さないようにしていたと思うんですけど、久美子さんに弱い部分を初めて見せたことで、成長というか、勇気を持って一歩踏み出すことができたと思います。僕も、オラオラキャラなMasatoが内に秘めている一面、その感情を外に出すようなお芝居をしていくことで、Masatoと一緒になって前に進めたような感覚があって、正に一体になって演じることができました。
Masatoは「経済を回すために課金をしている」という台詞もあるくらいお金を使うことに関して惜しみがない人。僕も「原神」というゲームをやっているのですが、欲しいキャラクターをゲットするには、やっぱり無課金だとちょっと厳しいんです。それまでは純粋にゲームを楽しんでいたんですけど、Masatoの台詞を聞いてから、気にしなくていいかなって課金するようになっちゃいました(笑)。
――ちなみに、どのくらいゲームをしていて、どのくらい課金しているのでしょうか。
お仕事のスケジュールによるのですが、プライベートはまず大好きなサウナに行く時間を第一にしていて、ジムにも行くようにしていて、その空き時間にゲームを。どこからが「たくさん課金している」というラインになるか分からないのですが、最近は一回のイベントのガチャで……6万くらい……(笑)。どうしてもほしいんです、そのキャラのビジュアルが良くて。
■共演者たちとは仕事以外でも交流する仲に
――共演者の方とのエピソードを教えてください。
ユキさんとはすごく頻繁に連絡を取っていて、美味しそうなものがあると、「今日はこれ食べたよ、どう?」とグルメマウントのように送り合っていました。ユキさんは食のセンスが大変よろしくて、行ってみたいなと思うようなお食事をたくさん送ってくださいました。一緒にお酒を飲ませていただいたときはお芝居の話もできて、プライベートな時間もたくさんかわいがっていただいて、本当に大好きです。“姉さん”です。
翔平さんは、プライベートでもご飯を食べに行ったり、飲みに行かせていただくことがありましたし、撮影中も近くのカレー屋さんやラーメン屋さんにお昼ごはんを食べに行ったりしていましたね。兄貴的な存在です。
琉弥とはお互いの家に行き来するくらいプライベートでもめちゃくちゃ仲が良くて。琉弥も最近ソロで曲を出したりしているので「新曲作ったんだけどさ」っていう話とか、音楽の話をたくさんしましたね。翔平さんが僕の家に来たこともありましたし、皆さんと、お仕事以外でも近しい交流をさせていただけたなと思います。
■FANTASTICSからは「勇征と思えない」と感想が
――FANTASTICSのメンバーからはどんな感想がありましたか。
FANTASTICSはドラマが放送されるときいつもTwitterで“リアタイツイート”という実況のようなものをしていて、僕はもちろん、(中島)颯太とか(木村)慧人とか、堀夏喜、(佐藤)大樹くんたちがリアタイツイートを結構してくれていて、「すごく面白いし見やすいいし、ホストってこんな感じなんだね」と感想をもらいました。僕が出演しているからとかではなく、シンプルに作品として面白いと言ってくれています。チーフマネージャーもハマりすぎていて、全話リアルタイムで見て僕に感想を言ってくれます(笑)。
――メンバーの言葉で印象に残っているのは。
大樹くんや颯太が「ドラマを見ていたら、勇征とは思えない」と言ってくれたのがうれしかったです。