訪日観光情報サイトの「樂吃購(ラーチーゴー)! 日本」が、日本に訪れる台湾人・香港人の「日本国内での購買行動について」の調査結果を公開しました。日本在住の側からすると意外な内容だらけなんですけど!
日本に来て買い物する店、1位は……
まず面白いのが、「訪日時にどこで買い物をするか」。海外旅行先で買い物をするといえば……なんとなく観光地のお土産店なんかをイメージしてしまいますが、調査では1位が「ドラッグストア」(89.94%)、2位が「スーパーマーケット」(86.86%)、3位が「コンビニ」(85.88%)なのだそうです。えー! なんという日常生活感……。逆にコテコテのお土産店は57.06%で9位。おおよそ半分くらいしか行かないといいます。
「訪日時に購入したいもの」という質問でも、1位は「お菓子」(81.78%)、2位以降は「薬」(74.68%)、「食品」(67.96%)、「美容・化粧品」(65.79%)と続きます。ほへ~、確かにドラッグストアやスーパーで買えるものばかりです。
「お菓子は買わない」→わずか1.03%
「購入したいもの」を深掘りして見ていきましょう。菓子類の中で特に人気なのは、「スナック・ポテチ類」(68.38%)、「せんべい・おかき類」(65.30%)、「チョコレート・パイ類」(60.06%)。筆者が日常的にスーパーで買っているものと同じで笑っちゃった……。なお、「お菓子は買わない」と回答した人はわずか1.03%です。そういえば、5月に日本で開催された「G7広島サミット」でも、スナック菓子の「じゃがりこ」や駄菓子の「ビッグカツ」が各国の首脳に振る舞われた、なんてニュースもありましたね。
薬類で人気だったのは、1位が「肩こり・腰痛・筋肉痛」(71.94%)、以降は「虫刺され・皮膚炎」(64.81%)、「解熱剤・鎮痛剤」(64.27%)。「働きすぎ」なんて言われる日本ですから、肩こりや腰痛のお薬は他国と比べても充実しているのかもしれません。
海外からわざわざ行きたくなる日本のお店、すごすぎる
もちろん、訪日外国人の皆さんから「日本の日用品が人気だ」ということ自体はニュースなどで伝え聞いてはいたものの、ここまで顕著だとは思いませんでした。わざわざ海外から訪れてでも行きたい日本のドラッグストアやスーパーマーケット、すごすぎますね。
回答者数:2,634名
調査主体:ジーリーメディアグループ
調査対象:台湾人・香港人
調査方法:「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」内でのインターネットリサーチ
調査期間:2023年5月29日(月)~ 5月31日(水)