クーリエは6月30日、「介護施設の入居者と入居決定者の関係性」に関する調査結果を発表した。調査は2022年6月1日~2023年5月31日、入居する施設が決まった人を対象に、同社運営サイト「みんなの介護」にて行われた。
介護施設の入居先を決めた人に、誰のための施設を探したのかを教えてもらったところ、1位は「実の母」で51.8%、2位は「実の父」で26.5%と、実の両親で全体の78.3%を占める結果に。
続いて、「義理の母」(8.2%)が3位にランクイン。また、5位に「義理の父」(3.5%)が続いたが、実の親と同様に父母間で約2倍の差がついた。
また、コメントからは「親と希望が合わない」(実の母)、「親の代わりに複数の施設を見学」(実の父)、「何も分からないなか一人で下見へ」(義理の母)など、施設選びに関するさまざまな苦労があることが読み取れた。