日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は6月29日、2022年(1月~12月)の世界におけるTOEIC Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)受験者スコアと受験者が回答したアンケート結果を発表した。

  • TOEIC® L&R国・地域別平均スコア(2022年) 

    TOEIC® L&R国・地域別平均スコア(2022年) 

TOEIC L&R受験者の特徴は、21~25歳が44%を占めており、職種は「科学/技術職」(25%)や「事務職」(16%)、「マーケティング/販売」(14%)が多いことが明らかに。また、最も使用する英語技能は「リーディング」(34%)で、次いで「リスニング」(20%)。日本では「リーディング」が39%を占める結果に。

受験回数については、「3回以上」が最多の37%。受験する目的は、「英語学習」(29%)が最も多く、次いで「卒業に必要」(28%)、「就職活動」(24%)と続き、日本では「英語学習のため」が39%を占めた。

国・地域別平均スコア上位は以下の通り(990満点中)。

  • 1位 ドイツ(823点)
  • 2位 レバノン(804点)
  • 3位 イタリア(773点)
  • 4位 ベルギー(771点)
  • 5位 フィリピン、スペイン(749点)
  • 7位 コスタリカ(729点)
  • 8位 モロッコ、チュニジア(717点)
  • 10位 フランス(702点)

なお、日本は561点となっている。