iOS 15のとき写真アプリに追加された「画像を調べる」機能、活用していますか? この機能を使えば、動植物のように「種」で識別する被写体であれば、iPhoneですぐに名前を調べることができます。散歩のとき何気なく撮った花も、名前がわかればスッキリしますよね。
「画像を調べる」機能を使える写真は、写真アプリが選んだものに限定されます。写真アプリがAI/機械学習の成果を駆使してアルバム内の写真を分析し、調べることができる写真には「i」ボタンに星が表示されるので、その有無を見れば画像を調べる機能を使えるかどうかがわかります。
しかし、待てど暮らせど星が表示されない...マイナーな動植物はともかく、誰でもひと目でそれとわかるイヌやネコの写真にも、星が付かないことがあります。ほかの被写体が映り込むこともなく、ピンボケでもないのにどうして?
それはおそらく、Siriの設定ミスです。「画像を調べる」はAI/機械学習関連の機能で、設定はSiriに統括されています。Siriの設定を変えているうちに、「画像を調べる」に関連したスイッチをオフにしてしまったのでしょう。つまり、そのスイッチをオンにすれば、被写体を調べることができる写真の「i」ボタンには星が表示されます。
まずは「設定」→「Siriと検索」の順に画面を開き、APPLEからのコンテンツ欄にある「"調べる"に表示」スイッチを確認しましょう。「画像を調べる」機能はこのスイッチがオンのとき有効になり、オフにすれば無効になります。