奥田民生とマカロニえんぴつのはっとりが1日、日本テレビ系大型音楽特番『THE MUSIC DAY 2023』(15:00~)の本番前に取材に応じ、意気込みをコメントした。

  • 奥田民生(左)とマカロニえんぴつ・はっとり

奥田とはっとりは、奥田の1996年発表の楽曲「イージュー★ライダー」を披露する。

――お二人が共演するステージ、まずは見どころをお聞かせください。

奥田:(今回は)弾き語りなので、いわゆるCDとか配信で聴ける音源と違う、その日しかないものなのでまさに生放送感が味わえると思います。弾き語りって簡単に誰でもできるでしょ。そういう(弾き語りの)喜びみたいなのが出ればいいと思います。

はっとり:バンドとは違う、簡単だからこそすごく高級感というか、アコースティックギターという楽器も歌にすごく寄り添うわけなので、それが2人でどういう風にシンクロするかというのをテレビのボリュームを上げ耳と目で聴いてほしいです。ギターの表情にも注目しながら、僕の(緊張で)ちょっとあがってる表情にも注目しながら(笑)、楽しんでやれたらと思うので、ぜひ楽しんで見てほしいです。

――はっとりさんは奥田さんが自身の音楽の原点で憧れの存在ということですが、奥田さんのどういった点に惹かれたのですか?

はっとり:一言では言えないんですけど、生きざまと、やっぱり歌ですね。歌のまねをずっとしていたので、お手本です。歌い方もそうだし発声とか歌い癖みたいなところが。

――今回、歌唱時のハモリやギターの演奏については事前にどんな話をされていたのですか?

はっとり:民生さんがサビで上のハモリにまわってくださって、僕にメインを歌わせてくださって……逆にハモリをやれと言われたらちょっと高すぎてきついんですけど、余裕シャクシャクと出されていてさすがだなと思いました。(ギターは)イントロの出だしのアウフタクトフレーズが難しいです、みたいな会話をさせていただきました。

奥田:2人だから良かった。

――奥田さんははっとりさんの、奥田さんやユニコーンへの思い入れをどのように感じていますか?

奥田:年齢的に、ちょうど僕らがやっていた頃を見てくれている人が今、いっぱい出てきていると思います。やっぱりやってきて良かったなと思えるところなので、嬉しいですよ。