リクルートが運営する『SUUMOジャーナル』は、「横浜駅まで30分圏内にある駅の中古マンションの価格相場」の調査結果を6月27日に発表。調査は2022年4月~2023年3月の期間、駅徒歩15分圏内、物件価格相場3億円以下、築年数35年未満、シングル向けは専有面積20平米以上50平米未満、カップル・ファミリー向けは専有面積50平米以上80平米未満の物件を対象に算出された。
横浜駅まで30分圏内にある駅のうち、シングル向け中古マンションの価格相場が最も安かったのは、横浜市営地下鉄ブルーラインの「仲町台」(650万円)だった。次いで、「星川」(1219万円)、「磯子」(1430万円)との結果に。
2位以降と比べて「仲町台」の価格が格段に安くなっているが、これは集計対象期間中に売りに出されていた物件の戸数が多く、築年数が古い大型マンションに偏っていたためだという。そのため同調査は、あくまでも参考値として見てほしい説明している。
カップル・ファミリー向けの中古マンションの価格相場を見ると、トップは相鉄本線の「かしわ台」(1798万円)で、2位「京急田浦」(1890万円)、3位「桜ケ丘」(2280万円)と続いた。トップ15を見ると、横浜駅に近づくほどに価格相場が上がるというわかりやすい結果になっている。