モトヤは6月30日、月の満ち欠けをモチーフとした新書体「モトヤワルツ5」を発表した。7月7日から、直販サイト「MOTOYA FONT SHOP」にて発売する。価格は、外字付きTrueTypeフォントが13,200円、OpenTypeフォントが19,800円。
モトヤワルツは、ゲームやコミックといったポップカルチャーでの使用を想定して開発された書体。レトロな雰囲気と独特のバランスにより、使用する媒体に応じて個性的で動きのある表現が可能としている。
モトヤは1950年代から書体開発を行っており、古くは鉛活字、タイプ活字、写植用文字盤、そして現在のデジタルフォントへと提供形態を変えてきた。近年、印刷業界のみならずテレビテロップやゲーム、Webサイト、地図サイトなど幅広いジャンルに導入されるケースが増えていることが書体開発の背景にある。
対応OSは、外字付きTrueTypeフォント(9,278文字)がWindows7 以降 日本語版。OpenType Std版(9,354文字)がWindows7 以降 日本語版/Mac OS. 10以降 日本語版。