歌手で俳優の星野源が、TBSで生中継される『世界陸上ブダペスト』『アジア大会 中国・杭州』のテーマ曲を手掛けることが30日、発表された。
TBSでは8月19日から8月27日にかけてハンガリー・ブダペストで開催される『世界陸上』第19回大会、9月23日から10月8日にかけて中国・杭州で開催される第19回『アジア大会』を生中継する。
『世界陸上』は前回開催のアメリカ・オレゴンから今回は欧州での開催。オレゴン大会は当初2021年に行われる予定だったが、コロナ禍の影響で1年延期となり2022年に開催されたことから、史上初の2年連続での開催となる。
一方の『アジア大会』も同様にコロナ禍の影響で2022年の開催予定が1年延期となったことから本年の開催となり、大規模な国際大会が夏から秋にかけて連続で開催されることとなった。
このたび、両大会のテーマソングを星野源が担当することが決定した。星野は音楽家・俳優・文筆家と幅広く活動。自身も出演したTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」の社会現象とも呼べる大ヒットを始め、2021年4月期の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』の主題歌「不思議」ではストリーミング累計再生回数が1億回を超えるヒットを記録。昨年リリースした「喜劇」は海外のストリーミングランキングでも上位にランクインするなど、音楽家として数々のヒット曲を送り出している。そして、今回満を持して『世界陸上』『アジア大会』のテーマソングとして“アツい2大会”に向けた新曲「生命体」を書き下ろす。
■星野源コメント
以前、パラリンピックのテーマソングとして「Continues」という楽曲を書き下ろした時、スポーツというものに音楽で関われることに大きな喜びを感じたことを覚えています。今回、『世界陸上』と『アジア大会』という二つの大会のテーマソングのオファーをいただき、とてもうれしく、腹の底から沸き上がってくるワクワクした気持ちでいっぱいになりました。
今回の楽曲「生命体」は、選手の皆さんはもちろん、応援する人たち、さらには混沌を極めるこの時代に、懸命に生き、生活するすべての人を力強く称賛し鼓舞できるような楽曲にしたいと、想いを込めて制作しました。
この楽曲と共に、この二つの大会を一緒に楽しんでいただければ幸いです。
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