野球解説者の古田敦也氏と、アナウンサーのヒロド歩美が、今年も『熱闘甲子園』(ABCテレビ・テレビ朝日系 8月6日~22日放送予定)のキャスターを務めることが明らかになった。新たに斎藤佑樹も加わる。
「第105回 全国高等学校野球選手権記念大会」は、8月6日に開幕。今年はアルプスでの声出し応援も復活し、球児の憧れの聖地“甲子園”の本来の姿が戻ってこようとしている。
43年目に突入する『熱闘甲子園』を、キャスター8回目の古田氏、7回目のヒロド、そして早稲田実業時代の2006年、夏の高校野球決勝戦で駒大苫小牧の田中将大投手と投げ合い、引き分け再試合を制した伝説のピッチャー・斎藤が盛り上げる。
3人のコメントは以下の通り。
■古田敦也
――キャスター就任が決定した感想は?
今年はWBCで侍ジャパンが世界一に輝きました。そんな侍ジャパンの選手たちも、高校野球を通じて大きく成長し、プロで活躍、そして世界へと大きく羽ばたいていきました。今、野球熱は大変高く、老若男女問わず注目が集まっていると感じます。そんな中で開催される105回目を迎える夏の甲子園は、WBCにも負けないぐらい熱い試合が多く繰り広げられると思いますので、甲子園の熱狂を今年もしっかりお伝えしていきます。
――今年、期待されること、ご自身でこうしたいなということはありますか?
甲子園といえば、アルプスのみんなで声を出して、ブラスバンドの演奏があって盛り上がってきたので、その声出し応援が戻ってくるということで、プレーする選手たちにとってとても大きな力を与えてくれると思います。そしてグラウンドでプレーする選手だけでなく、応援にも注目し、期待して見ていきたいです。また昨年まではコロナの影響で選手たちに直接お会いして取材する機会がとても限られていたので、今年は多くの球児たちに会いに行って取材したいと思います。
――意気込みをお願いします!
この夏に向けて球児たちは毎日の様に練習を積み重ね、今年もコロナで出場出来なかった先輩たちの想いなど、一人一人がそれぞれの想いを背負って試合に臨んでいると思います。そういった選手や、周りで支える方たちの様々な想いを、しっかり皆様にお伝えできるように、気を引き締めてがんばっていきます。
■斎藤佑樹
――キャスター就任が決定した感想は?
大変嬉しくもあり、大役を務めることへのプレッシャーも感じています。
――今年、期待されること、ご自身でこうしたいなということはありますか?
選手や高校野球ファンの皆さんそれぞれの思い出に残るような大会になることを期待しています。
――意気込みをお願いします!
選手の熱いプレーをそのままの温度で伝えられるように頑張ります!
■ヒロド歩美
――キャスター就任が決定した感想は?
高校野球取材10年目という節目で、引き続き熱闘甲子園に携わることに喜びを感じております!
――今年、期待されること、ご自身でこうしたいなということはありますか?
アルプスには色んな声が聞こえてきます。個人名を言う人もいれば、応援歌を歌ったり、ただがんばれと叫ぶ人、よし! いけー! と試合に入り込む声など色とりどりです。その声がグラウンドにいる球児の皆さんを輝かせています。その彩りを取材できること、楽しみにしています。
――今年からキャスターに加わる斎藤さんへのメッセージを!
高校時代に見たあの甲子園の景色と、当時の感情を重ねながらお伝えできる斎藤さんだからこその熱闘甲子園に私も携わらせていただき嬉しいです。斎藤さんにもたくさん取材したいです。
――意気込みをお願いします!
高校野球、甲子園には予想という言葉は存在しないと思っています。そんな想像を超えた甲子園の取材に全力疾走してまいります。