アサヒ飲料は、三ツ矢ブランドの共創事業「三ツ矢青空たすき」を6月30日から開始する。本事業では、"自然の好循環・持続可能な暮らし"をテーマとした体験プログラムなどを提供し、「三ツ矢サイダー」の歴史やブランドの源泉となっている「日本の豊かな自然や文化」を地域や参加者と共に未来につないでいくという。
「三ツ矢サイダー」は、2024年で140周年を迎える日本生まれの炭酸飲料ブランドだ。同社が20代~70代を対象に実施した「三ツ矢サイダー」との思い出や想起する風景に関する調査によると、田舎の原風景(山や川、緑など)と原体験(汗、笑顔、家族など)の中で「三ツ矢サイダー」を飲んだエピソードが多く、"自然の中で大切な人と味わう三ツ矢サイダー"が記憶に刻まれていることがわかったという。一方で、近年「三ツ矢サイダー」を育んできた日本の豊かな自然との距離が遠くなり、人と人との関わりが薄れてきている。この体験プログラムは、100年先の未来にこの原風景・原体験を未来へとつないでいきたいという考えから企画された事業だ。
また「三ツ矢青空たすき」という事業名には、過去と未来をつなぎ、希望の象徴である"青空"と、語り部やお客さまとともに日本の豊かな自然や誇れる文化を"たすき"のように未来につなげていきたいという思いが込められている。
体験プログラムでは、自然と共生し、人と人とのつながりを大切に地域で活動している"語り部"を提供者として、体験の参加者に様々な角度から「自然の好循環・持続可能な暮らし」を楽しく伝える内容を予定している。7月16日の福岡県糸島市での実施を皮切りに、年末までに約90回、延べ4,000人程度の参加を見込んでいるという。
体験プログラムは「三ツ矢青空たすき」の公式Webサイトや公式LINEアカウントから情報収集や予約(購入)が可能。提供方法は、体験プログラム当日に体験場所に集合して参加する「現地体験」、PCやスマートフォンから参加する2~3時間ほどの「オンライン体験」、体験動画をストリーミング再生して参加する「動画視聴体験」の3つを用意している。