アウディ ジャパンは6月26日、フラッグシップセダン「A8」のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「A8 60 TFSI e quattro / Audi A8 L 60 TFSI e quattro」を発売した。

  • アウディ初のクワトロ四輪駆動システム搭載のプラグインハイブリッドモデル

A8は1994年のデビュー以来、常に"Vorsprung durch Technik(技術による先進)"を具現してきたアウディのフラッグシップセダン。

今回発表の「A8 60 TFSI e quattro / Audi A8 L 60 TFSI e quattro」は「A3 Sportback e-tron」以来8年ぶりのPHEVで、「A8 PHEV」としては2世代目のモデルとなる。

今回、アウディで初めてクワトロ四輪駆動システムが搭載されたPHEVモデルとして、ノーマルホイールベース「A8」とロングホイールベース「A8 L」の両モデルに設定される。

  • EV走行も可能。環境性能、経済性、ドライビングダイナミクスの高さの両立を強く訴求

V6 3.0リッターTFSIとモーターを組み合わせシステム最大出力340kW、最大トルク700Nmを発揮。0-100km/h加速は4.9秒で、このクラス最高峰の「A8 60 TFSI」の4.4秒に迫る4秒台を達成している。

4つのドライビングモードがあり、EVモード(モーターのみで駆動)、ハイブリッドモード(モーターと内燃エンジンの効率的な組み合わせ)、ホールドモード(回生ブレーキで得た電力によりモーターを駆動し充電残量を維持)、チャージモード(積極的にエンジンを作動させ回生により充電残量を増加)を選択することができる。

車両本体価格は「A8 60 TFSI e quattro」が1,320万円、「A8 L 60 TFSI e quattro」が1,485万円

  • 環境意識の高いハイエンドモデル購入者層に対するeモビリティへのブリッジモデル