人々が海にちなんだ映画にひかれる理由……。それは海が時にキラキラと輝いて美しく見え、また時に無力感や絶望を味わわせることもあるからではないでしょうか。

本記事では海にちなんだ映画から厳選した18作品をランキング化。作品をテーマ別にわけて、順番に紹介していきます。

海映画ランキング

  • 「海映画」ランキング! 邦画・洋画からパニック・ドキュメンタリー・ホラー・アニメなどテーマ別に紹介

    「海映画」ランキング! 邦画・洋画からパニック・ドキュメンタリー・ホラー・アニメなどテーマ別に紹介

マイナビニュース会員に「海映画」の印象に残る作品を聞いてみたところ、ランキングはこのような結果になりました。

1位『タイタニック』(27.1%)
2位『JAWS/ジョーズ』(21.3%)
3位『海街diary』(10.2%)
4位『崖の上のポニョ』(8.8%)
5位『THE LAST MESSAGE 海猿』(6.9%)
6位『真夏の方程式』(3.6%)
7位『モアナと伝説の海』(3.0%)
8位『ウォーターワールド』(2.8%)
9位『MEG ザ・モンスター』(1.9%)
10位『海の上のピアニスト』(1.7%)
11位『ぐらんぶる』(1.4%)
11位『ザ・ディープ』(1.4%)
13位『アクアマン』(1.1%)
14位『プラスチックの海』(0.8%)
14位『海のふた』(0.8%)
16位『ザ・ブリザード』(0.3%)
17位『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(0.0%)
17位『喜望峰の風に乗せて』(0.0%)

ここからは、テーマ別に作品概要を紹介するとともに、マイナビニュース会員から寄せられたコメントも紹介していきます。

深く感動する海映画

見る人の気持ちを大きく揺さぶり、時に泣かせる……。そんな感動の海映画を紹介します。

『タイタニック』(1997年)【名作】【洋画】

作品概要

「ターミネーター」シリーズ、「アバター」シリーズのジェームズ・キャメロン監督による、言わずと知れた名作映画です。上映時間が3時間を超える大作で、多くの映画賞を獲得しました。実際に起こった豪華客船の海難事故を題材に、主人公のジャックと船上で出会ったローズのはかなくも美しい恋愛模様が描かれています。

出演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ
監督 ジェームズ・キャメロン
公開年 1997年

あらすじ

1912年、豪華客船タイタニック号が沈没した。そして現代……。海底で見つかったタイタニック号の船内から、美しい絵画が発見される。絵のモデルであると名乗り出た老女の名はローズ。タイタニック号の生き残りである彼女の口から、船が沈没するまでの出来事が語られていく……。

見どころ

  • 前半部分は美しい海が後半では恐怖に変わる
  • 海に沈もうとしている船の上で、それぞれのドラマが丁寧に描かれている

ユーザーコメント

・「映画史に残る名作だと思うから」(62歳女性)
・「映像が壮大で迫力があった」(43歳男性)
・「感動の極致です。主題歌がさらに映画を引き立てました。すばらしいです」(55歳男性)
・「物語も映像もすばらしいし、キャラクターも個性があってよかった」(49歳女性)
・「船が沈んでいくシーンは衝撃的だった」(52歳男性)
・「何回見ても光景が目に浮かぶ。少し脚色はあるだろうが実際にあった物語だと思うとまた感動する」(65歳男性)
・「映画の長さを感じさせない。撮影技術や人物描写すべてがおもしろい映画だった」(32歳男性)
・「ロマンスとタイタニック号の沈没をバランスよく描いていると思う」(55歳女性)
・「永久不滅の名作。レオナルド・ディカプリオの演技に感動しました」(60歳男性)

『海の上のピアニスト』(1998年)【音楽】【洋画】

作品概要

『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッベ・トルトナーレ監督による、生涯を海の上で過ごしたピアニストの物語です。イタリアを代表する映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの手掛けた音楽は、ゴールデングローブ賞の最優秀作曲賞を受賞しました。

出演 ティム・ロス、プルイット・テイラー・ビンス、メラニー・ティエリー
監督 ジュゼッベ・トルトナーレ
公開年 1998年

あらすじ

1900年、太平洋上の豪華客船で捨てられた赤ん坊が発見される。生まれた年から名付けられた赤ん坊の名前はナインティーン・ハンドレッド。ある晩、船のダンスホールから聞こえてきたのは美しいピアノの音色……。演奏していたのは、生まれてからずっと船上でピアノを聞いて育ったナインティーン・ハンドレッドだった。

見どころ

  • 練習を重ねてティム・ロス自身が演じきったピアノ演奏シーン
  • 船から下りたことのない主人公が、初めて地上へ降り立つと決心する理由

ユーザーコメント

・「情感あふれる音楽と映像美のコントラストが絶妙。ストーリーにも優美さがあふれているから」(62歳男性)
・「自分がもっともあこがれる生き方が描かれている映画」(66歳男性)
・「悲しい物語でつらい部分もある反面、感動できる」(52歳女性)
・「重苦しい気分になりそうな設定。ストーリーには主人公の心から楽しそうに演奏する姿がひときわ輝いている印象」(60歳男性)

『THE LAST MESSAGE 海猿』(2010年)【レスキュー】【邦画】

作品概要

海の上で危険をかえりみず人命救助を行う男たちの姿を描いた、劇場版「海猿」シリーズ第3作。作品を盛り上げる主題歌は、EXILEによるバラード曲『もっと強く』。勇気ある海上保安官の仙崎大輔を伊藤英明が、仙崎の帰りを待つ妻・環菜を加藤あいが演じています。

出演 伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、加藤雅也
監督 羽住英一郎
公開年 2010年

あらすじ

海に浮かぶ巨大天然ガスプラント施設で大事故が発生。大型台風が接近して海は大荒れの中、海上保安官の潜水士・仙崎は仲間とともに人命救助に向かう。しかし救助作業中に予想外の爆発が発生。退路を断たれた仙崎らは施設に取り残されてしまう。仙崎の家では妻の環菜と赤ん坊が、彼の無事を祈っていた……。

見どころ

  • 壮大なスケールで描かれる緊迫した救助シーン
  • 危険な任務に挑む主人公の帰りを待つ家族の姿

ユーザーコメント

・「連続ドラマから見ていて、とてもおもしろかった作品」(31歳男性)
・「主題歌が好きです。最後が感動的でした」(66歳男性)
・「海猿シリーズはすべておもしろい」(34歳男性)
・「ベタな展開だが気持ちがアツくなるような展開でよかった」(68歳男性)
・「とにかくスケールのデカい映画でびっくりしました」(55歳男性)
・「海の恐ろしさも感じられる作品だった」(52歳男性)
・「これまで海上保安庁を題材にした映画・ドラマを見たことがなく、海猿と言われる特殊救難隊を知るきっかけになった。バディとの信頼関係や絆に胸をアツくした」(43歳男性)

『真夏の方程式』(2013年)【サスペンス】【邦画】

作品概要

東野圭吾原作による「ガリレオ」シリーズの劇場版第2弾。福山雅治演じる天才物理学者・湯川学が、海沿いの旅館で起きた殺人事件の謎を解き明かします。物語の鍵を握る環境活動家の女性・成実を杏が演じたほか、実力派俳優の風吹ジュンや前田吟らが顔をそろえました。

出演 福山雅治、吉高由里子、杏、前田吟
監督 西谷弘
公開年 2013年

あらすじ

美しい海に面した玻璃ヶ浦で持ち上がった海底資源開発の話。地域住民が断固として反対するなか、住民説明会に専門家として物理学者の湯川が招待される。彼が宿泊した海沿いの小さな旅館付近で男の死体が見つかったことから、湯川はなじみの刑事から相談を受けることに。なぜ男は殺されたのか、そして犯人は誰なのか? 湯川は天才的頭脳を駆使し、事件の調査に乗り出す。

見どころ

  • 殺人事件の裏側に秘められた悲しき物語
  • 子どもが苦手な湯川と少年の交流と深まる絆

ユーザーコメント

・「湯川博士が謎を一つひとつ解明していくストーリーに感心した」(57歳女性)
・「原作もおもしろくて好き」(42歳男性)
・「切ないストーリー展開に感動した」(40歳男性)

『ザ・ディープ』(1977年)【宝探し】【洋画】

作品概要

バミューダの海底に眠る沈没船に隠された宝を追うアドベンチャー・ムービー。『ブリット』のピーター・イエーツが監督を手がけている。スピルバーグ監督作品『JAWS/ジョーズ』原作者のピーター・ベンチリーが原作を手がけ、同作でサメハンターのクイントを演じたロバート・ショウが主人公の男性を演じています。

出演 ロバート・ショウ、ジャクリーン・ビセット、ニック・ノルティ
監督 ピーター・イエーツ
公開年 1977年

あらすじ

バミューダ諸島でスキューバ・ダイビングを楽しんでいた新婚カップルが、沈没船の中で古い銀貨を発見。くわしい者の話によると、その古い沈没船はゴライアス号といい、まだ1,000万ドル相当の麻薬を積んだままだという。彼らは暗黒街のボスに脅され、ゴライアス号の積み荷を調査・回収しようとするのだが……。

見どころ

  • 単なる宝探しではなく、サスペンス要素も
  • 美しいフロリダの海の模様

ユーザーコメント

・「海はロマンがあると思える映画だったから」(58歳男性)
・「美しい映像だった」(50歳男性)
・「神秘的な世界に感動しました」(61歳男性)

きれいな自然が楽しめる海映画

実写やアニメーションで表現された美しい景色が楽しめる……。そんな海映画を紹介します。

『モアナと伝説の海』(2016年)【ディズニー】【洋画】

作品概要

ディズニーのアニメ映画『リトル・マーメイド』『アラジン』のジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督がふたたびタッグを組み、南太平洋に伝わる伝説をモチーフとした長編アニメーションです。舞台は南太平洋にある架空の島・モトゥヌイ島の海で、まるで命を持っているような幻想的な海の映像は必見。日本語吹替版では、モアナ役に選ばれた屋比久知奈が美しい歌声を披露しています。

出演 アウリー・クラバーリョ、ドウェイン・ジョンソン、レイチェル・ハウス
監督 ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
公開年 2016年

あらすじ

かつて、命の女神テ・フィティの心がマウイという名の半神半人に盗まれ、世界は闇に覆われた……。それから1000年。海を愛する少女モアナは、生まれ育ったモトゥヌイ島の外へ出ることを禁じられていた。しかし島にピンチが訪れ、魚や作物に異変が現れる。モアナは島を救うため、たった1人で大海原へ旅立つことを決意する。

見どころ

  • 実写では表現できない、CGならではの生きているかのような海
  • 主人公が大海原で歌い上げる壮大な劇中歌

ユーザーコメント

・「モアナの勇気やアツい気持ちに心を揺さぶられた」(33歳女性)
・「キャラクターがかわいいです」(35歳女性)
・「映像がきれいで実際に訪れてみたくなった」(21歳男性)

『海街diary』(2015年)【青春】【邦画】

作品概要

吉田秋生によるコミックの映画化作品で、美しい鎌倉の海沿いの町を舞台に複雑な関係の四姉妹による共同生活を描いた人間ドラマです。『そして父になる』『万引き家族』の是枝裕和が監督を務め、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの実力派俳優陣が姉妹役で共演しています。

出演 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
監督 是枝裕和
公開年 2015年

あらすじ

鎌倉で暮らす三姉妹の幸、佳乃、千佳。彼女たちに、15年前から行方がわからないままだった父が亡くなったと知らせが入る。葬儀場で異母妹・すずと出会い、彼女の境遇を知った幸は4人でともに暮らさないかと話を持ち掛けた。こうしてすずも鎌倉を訪れ、新たな4人姉妹の新しい生活が始まる……。

見どころ

  • 広瀬すず演じる少女の複雑な感情がたくみに描かれる
  • ノスタルジックな雰囲気の鎌倉の海

ユーザーコメント

・「出演者がみんな主役級の豪華キャスト。切ないストーリーに感動しました」(43歳男性)
・「家族愛がとてもよかった」(38歳男性)
・「鎌倉の景色がすてきで。日常の描写もよかった」(45歳女性)
・「原作漫画のファンだったので、リアルで見たかった」(61歳女性)

『海のふた』(2015年)【自然】【邦画】

作品概要

人気作家よしもとばなな原作の小説を、同氏ゆかりの西伊豆の町を舞台に映画化。さびれた海沿いの町でかき氷店を開いた都会育ちの女性と、ある事情を抱えた女性の周囲で巻き起こる、なにげない人間ドラマが魅力の作品です。

出演 菊池亜希子、三根梓、小林ユウキチ、天衣織女
監督 豊島圭介
公開年 2015年

あらすじ

東京での暮らしに疲れたまりは実家がある西伊豆の町へと帰る。そんな折に祖母が他界。さらに顔に大きなやけどの跡がある女性・はじめがまりの実家へやってきて、一緒に暮らすこととなる。こうして彼女たちはともにかき氷店を切り盛りしていくが……。

見どころ

  • あくまでもリアルな日常系作品にほっとする
  • はじめのやけどの理由と、暗い過去

ユーザーコメント

・「とても感動しました」(40歳男性)

『ぐらんぶる』(2020年)【ダイビング】【邦画】

作品概要

同名原作コミック同様に、ダイビングサークルの大学生たちの日常をコメディタッチで描いた一作。ダイビングシーンでは美しい海の模様を見ることができます。W主演を務めた「獣電戦隊キョウリュウジャー」シリーズの竜星涼と「仮面ライダービルド」シリーズの犬飼貴丈が体当たりの演技を見せました。

出演 竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希、朝比奈彩
監督 英勉
公開年 2020年

あらすじ

伊豆大学へ入学した北原伊織。海に囲まれた離島に位置するこの学校で、彼は華やかなキャンパスライフを夢見ていた。しかしオリエンテーションの日、いつのまにか気を失った彼が目を覚ますと、なんと衣服がすべてはぎとられていた。さらに同じく裸の耕平と出会い、意図せずダイビングサークルに入部するはめに……。

見どころ

  • イケメン俳優の露出率が異様に高い! 体を張った演技
  • ラストのダイビングシーンは海に行きたくなる美しさ

ユーザーコメント

・「原作が好きで、海以外の内容も好き」(50歳男性)
・「とってもおもしろかった」(58歳男性)

『崖の上のポニョ』(2008年)【ジブリ】【邦画】

作品概要

ジブリ映画『ハウルの動く城』以来4年ぶりに宮崎駿監督が作り上げた長編アニメーションです。幼い人間の少年と、人間になることを願う魚の少女の大冒険が描かれました。美しい港町で知られる広島県・鞆の浦(とものうら)の海が舞台だといわれています。

出演 奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、天海祐希
監督 宮崎駿
公開年 2008年

あらすじ

海辺の崖の上に建つ家に暮らす5歳の宗介。岩場に流れ着いた小瓶を拾った彼は、中に赤いさかなのような女の子を見つける。ポニョと名付けられたその子は、やさしい宗介のことが大好きになり、2人は仲を深めていく。突如現れたあやしい男・フジモトの手によって、ポニョは海へ連れ戻されてしまうが……。

見どころ

  • 宮崎駿が手掛ける“呼吸する海”はアニメならではの美しさ
  • 小さな大冒険! 子どもの頃に感じていたようなワクワク感が止まらない……

ユーザーコメント

・「波が個性的なアニメーションで表現されていておもしろかった」(45歳男性)
・「かわいらしくて、また見たくなる」(39歳女性)
・「絵がきれいでポニョがかわいいから」(22歳女性)
・「心洗われる映画だったから」(46歳男性)
・「イラストもかわいいし、何回見ても飽きないから」(50歳女性)

戦いシーンが見ごたえ抜群の海映画

海の上で巻き起こる、地上ではみられない激しい戦いが見どころの海映画を紹介します。

『MEG ザ・モンスター』(2018年)【サメ】【洋画】

作品概要

ジェイソン・ステイサム演じる深海レスキューダイバーの男が巨大生物メガロドンに立ち向かう海洋パニック映画で「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブがメガホンを取りました。2023年8月25日には続編となる『MEG ザ・モンスター2』の公開が決定しています。

出演 ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、ルビー・ローズ
監督 ジョン・タートルトーブ
公開年 2018年

あらすじ

深海探査チームが遭遇したのは、なんと200万年前に絶滅したと思われた巨大生物メガロドンだった。レスキューで派遣されたダイバーのジョナス。彼は身動きが取れない探査チーム救助のため未知の深海へ飛び込むが、クジラさえ捕食する体長23メートルの巨大なサメがジョナスに牙をむく……!

見どころ

  • とにかく規格外! 勝てるはずがない敵が相手
  • 暗い海の底から現れる大きな魚影の恐ろしさ

ユーザーコメント

・「かなりハラハラドキドキの作品だと思いました」(50歳男性)
・「ジェイソン・ステイサムがよかった」(57歳男性)

『ウォーターワールド』(1995年)【SF】【名作】【洋画】

作品概要

『ボディガード』のケビン・コスナーと『スピード』のデニス・ホッパーが、海に沈んだ世界で激闘を繰り広げる海洋SFアクション映画です。制作費1億7,000万ドルの超大作で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには本作をアトラクション化したスタントショーも。

出演 ケビン・コスナー、デニス・ホッパー、ジーン・トリプルホーン
監督 ケビン・レイノルズ
公開年 1995年

あらすじ

温暖化が進んだ未来の地球では、陸地は水没し、人々は人工島の上で暮らしていた。海の上を旅するマリナーはミュータントであったことから、身を拘束されて死刑を宣告される。彼は少女エノーラに救われて脱出に成功するが、ディーコン率いる凶悪な海賊集団もなぜかエノーラを追ってマリナーの船へ近づいてくる……。

見どころ

  • 今なお多くの映画ファンに愛される作品
  • SF・アクション・アドベンチャーが融合したエンタメ大作

ユーザーコメント

・「大昔に見た映画。懐かしい。ケビン・コスナーがカッコよかった」(59歳男性)
・「海上のマッドマックス的な雰囲気がとても好きだから」(55歳男性)
・「感動しまくりでした」(33歳男性)
・「ケビン・コスナーが好きで何度も見た」(57歳男性)

『アクアマン』(2018年)【SF】【洋画】

作品概要

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』などで知られる「DCエクステンデッド・ユニバース」の6作目で、ジェイソン・モモア演じるアクアマンが主人公の物語。「ソウ」シリーズ「死霊館」シリーズで知られるジェームズ・ワン監督によって制作された海洋SFアクション映画です。

出演 ジェイソン・モモア、ウィレム・デフォー、ドルフ・ラングレン
監督 ジェームズ・ワン
公開年 2018年

あらすじ

人間として地上で育てられたアーサー・カリーは、実は海底王国アトランティスの末裔の“アクアマン”だった。その頃、海底に住む者たちは人類の征服を企て、地上へ攻め入ろうとしていた。こうしてアクアマンに、地上の人間と生まれ故郷アトランティス、どちらの立場で戦うか選択の時がくる……。

見どころ

  • 究極の選択を迫られた主人公の決断とは?
  • 海で生きるさまざまな生物

ユーザーコメント

・「とてもおもしろかったから」(48歳男性)
・「海中のCGがきれいだった」(51歳女性)

『JAWS/ジョーズ』(1975年)【サメ】【洋画】

作品概要

ピーター・ベンチリーのベストセラー小説を当時27歳だったスティーブン・スピルバーグが映画化し、大ヒットした作品です。ジョン・ウィリアムズによるサメが迫りくるシーンで流れる楽曲はあまりにも有名。CG技術が発達していなかった当時、息をのむリアルな演出が話題になりました。

出演 ロバート・ショウ、ロイ・シャイダー、リチャード・ドレイファス
監督 スティーブン・スピルバーグ
公開年 1975年

あらすじ

観光客でにぎわう海水浴場で、若い女性が人食いザメの餌食になるという悲劇が起こる。市長らは、犠牲者が増えることよりも、海水浴場を閉めることによる経済的損害を危惧し、事態を隠蔽しようとする。次々と犠牲者が増えるなか、地元警察は海洋学者フーパ―とサメハンターであるクイントの力を借りてサメ退治に乗り出すが……。

見どころ

  • サメが迫りくるシーンにハラハラする
  • 閲覧注意! 海へ行くのが怖くなるかも……

ユーザーコメント

・「子どもの頃に初めて見て、当時は本当に怖くかったが今でもたまに見たくなる」(50歳男性)
・「巨大サメの迫力ある攻撃で人を襲うシーンが怖かった」(57歳男性)
・「最初に見た時は怖くてたまらなかったが、何度見ても飽きない作品」(61歳女性)
・「自然の恐ろしさがよく伝わってくる」(69歳男性)
・「ストーリーは単調だけどスリルがある」(50歳男性)
・「あの効果音もあって、サメの恐怖感がすごく演出されていた」(46歳男性)
・「サメ映画のパイオニア! 一番おもしろい」(33歳女性)
・「ジョーズの迫力がすごくて、BGMと相まって怖かったですね」(46歳男性)

実話がベースになった海映画

実話に基づいた物語やドキュメンタリー形式の海映画を紹介します。

『プラスチックの海』(2016年)【ドキュメンタリー】【洋画】

作品概要

ジャーナリストのクレイグ・リーソンが監督を務めた、ありのままの海を映し出すドキュメンタリー映画です。多くの環境ドキュメンタリーを手掛けるデビット・アッテンボローのほか、元アメリカ大統領のバラク・オバマも出演。目をそらしてはいけない海の実態が明らかにされています。

出演 クレイグ・リーソン、デビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ
監督 クレイグ・リーソン
公開年 2016年

あらすじ

幼いころからシロナガスクジラのとりこになり、その姿を追い続けてきたクレイグ・リーソン。彼はクジラを追ううちに、海に流れ着いた大量のごみを目の当たりにする。プラスチックごみによる海洋汚染は深刻で、クレイグは学者らと現状をフィルムに残すために立ち上がる。

見どころ

  • 美しい海と対比して映されるプラスチックごみ
  • ドキュメンタリーならではのリアル

『ザ・ブリザード』(2016年)【レスキュー】【洋画】

作品概要

アメリカ沿岸警備隊の長い歴史の中で、もっとも困難で偉大な出来事として語り継がれる1952年の「ペンドルトン号救出劇」を実写映画化。猛烈な嵐に襲われて2つに引き裂かれたタンカーに残された生存者を救おうとする沿岸警備隊員の勇気ある姿が描かれています。

出演 クリス・パイン、ケイシー・アフレック、エリック・バナ
監督 クレイグ・ギレスピー
公開年 2016年

あらすじ

北大西洋を襲った北米最大級のブリザードに襲われて海上で2つに裂けたタンカー。32人の生存者が取り残された状況を受け、たった4人の沿岸警備隊員がレスキューに向かう。時は真冬の極寒の中、荒れ狂う悪天候で行われる救出は困難を極め、隊員たちにも危険が迫る……。

見どころ

  • 絶望的状況の中で繰り広げられる男たちのアクション
  • 希望と絶望が交差する海の姿をありのまま描く

『喜望峰の風に乗せて』(2018年)【漂流】【洋画】

作品概要

『英国王のスピーチ』や「キングスマン」シリーズで知られるコリン・ファース、『ボーン・レガシー』『オズ はじまりの戦い』のレイチェル・ワイズなどが出演。冒険家ドナルド・クロウハーストがトラブルだらけのヨットレースに挑んだ9カ月間を描いた、実話にもとづく物語です。

出演 コリン・ファース、レイチェル・ワイズ、デビッド・シューリス
監督 ジェームズ・マーシュ
公開年 2018年

あらすじ

1968年、ヨットで単独無寄港世界一周する大会に出場することになったドナルド。プロのヨットプレイヤーではなかった彼の挑戦にはスポンサーが付き、周囲も期待の目で彼を送り出す。裏腹にドナルドは不安な気持ちを誰にも言えずにいた。孤独なレースのさなか、トラブルが続き、ドナルドは窮地に立たされるが……。

見どころ

  • 人なつっこい主人公の内に秘めた思いに共感
  • 過酷なヨットレースの中で巻き起こるさまざまなトラブル

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012年)【遭難】【洋画】

作品概要

『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督がメガホンを取り、ヤン・マーテルのベストセラー小説『パイの物語』を実写化。CGを駆使した美しい映像が評価を得てその年のアカデミー賞監督賞や視覚効果賞を受賞。“少年とトラが救命ボートで海を漂流する”というインパクト大のストーリーが話題を呼びました。

出演 スラージ・シャルマ、イルファン・カーン、タブー
監督 アン・リー
公開年 2012年

あらすじ

インドからカナダへ移住するため、船旅中だった動物園を経営するパテル一家。突然の嵐により、彼らが乗る船が難破してしまう。家族の中でたった一人生き残ったパイ少年は、命からがら乗り込んだ救命ボートで動物たちと海の上をさまよう。次第に動物たちは死んでいき、体重200キロを超えるベンガルトラとパイだけが残る……。

見どころ

  • トラと漂流した少年は、どうやって227日を生き抜いたのか?
  • 映画ファン絶賛、美しい海の映像は圧巻

壮大な舞台… 名作海映画を楽しもう!

本記事では、海が舞台の映画をテーマ別に紹介しました。今回取り上げた作品のほかにもまだある海映画。ぜひ、あなたのとっておきを探してみてくださいね。

あなたは海映画を見て、海に行きたくなりましたか? それとも海が怖くなりましたか……?

調査時期: 2023年6月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計509人(男性: 385人、女性: 124人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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