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夏の暑い日やスポーツをするときの水分補給で活躍するのがスポーツドリンク。持ち運ぶ際には、内側がコーティングされていて、塩分を含んだスポーツドリンクを入れてもサビないスポーツ向け水筒を使用しましょう。この記事では、スポーツ向け水筒の選び方やおすすめ商品を紹介します。

普通の水筒だとスポーツドリンクはNG?

水筒に使用されている素材は、ステンレスやアルミ、プラスチックなどさまざま。なかでも、保冷・保温性の高い金属製の水筒を使用している人が多い傾向にあります。しかし、暑い日やスポーツの最中に飲むことの多いスポーツドリンクを金属製の水筒に入れるのはNGとされています。

理由は主に下記の2つ

・スポーツドリンクに含まれる塩分によって水筒の金属部分がサビてしまう可能性がある
・スポーツドリンクは酸性なので、金属製の水筒内側の金属を溶かす可能性があり危険

なお、溶け出すとしても少量ですが、金属が溶け出したスポーツドリンクを飲むことで中毒症状を起こすケースがあります。症状には吐き気や嘔吐、下痢などがあり、ひどいと吐血やショック状態になる場合もあるため注意が必要です。

スポーツドリンク以外にNGなものは?

金属製の水筒と相性が悪いのはスポーツドリンクだけではありません。水筒のサビの原因になる飲みものは、下記が挙げられます。

・牛乳や砂糖の入ったカフェオレ
・ヤクルトやカルピスなどの乳酸菌飲料
・オレンジジュースのような果汁飲料
・コーラやスプライトといった炭酸飲料
・味噌汁などの塩分の入ったスープ

これらは水筒には入れないようにしましょう。

スポーツ向け水筒の選び方

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スポーツ向け水筒を選ぶポイントは下記のとおりです。

【1】ボトル内側にコーティングされているものを
【2】メーカー専用ボトルだと外れなし
【3】運動時間や年齢に合う容量をチェック
【4】素早い水分補給には直飲みタイプ
【5】保冷力重視なら真空断熱構造などを
【6】せんとパッキンが一体型だとお手入れかんたん

上記のポイントを押さえることで、よりほしい商品がみつかるでしょう。ひとつひとつ解説していきます。

【1】ボトル内側にコーティングされているものを

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スポーツ向けの水筒を選ぶ際は、ボトルの内側がコーティングされているかどうかを確認しましょう。コーティングしてある水筒であれば、塩分を含むスポーツドリンクを入れてもサビてしまう心配がありません。また、水筒にコーティングが施されていると、ニオイや汚れがつきにくくなるのもメリットです。

【2】メーカー専用ボトルだと外れなし

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スポーツドリンクを提供しているメーカーの専用ボトルであれば、より安心して使用できるでしょう。素材は、金属ではなくプラスチックがよく利用されています。スポーツドリンクに対応しているのはもちろん、サイズや機能もさまざま!

例えば、アクエリアスのキャップレスタイプ「スクイズボトル」やストロータイプ「ストローステンレスボトル」は、素早く飲みたい人に最適です。

スポーツドリンクをしっかり冷やして飲みたい人は、ポカリスエットとサーモスのコラボ商品「真空断熱スポーツボトル」がおすすめ。自分に合うタイプをチェックしてみるといいでしょう。

【3】運動時間や年齢に合う容量をチェック

スポーツドリンク対応の水筒を選ぶときは、運動時間や年齢に合う容量かどうかをチェックすることも大切! 一般的に、体重(kg)に40mlをかけた数値が理想的な水分量とされています。

以下では、子供と大人それぞれに適した量について紹介ていきます。

子供には0.8~1.5L

子供には、0.8~1.5Lを基準に水筒を選ぶのがおすすめ。小学校の低学年であれば0.8 L程度、高学年は1 .0L程度、それ以上は1.5Lを目安にするのがいいでしょう。

ただし、スポーツをするときはいつもよりも多く水分補給をする必要があり、ふだんの量よりも多めを意識すると安心です。また、体温調節機能が未発達な子供は大人よりも熱中症になりやすいため、夏の暑い時期はとくに注意が必要です。

大人には1.0~2.0L

大人は1.0~2.0Lを基準に選ぶのがおすすめ。スポーツドリンクが1.0 L程度入る水筒であれば、大きすぎないので持ち運びにも便利でしょう。

しかし、夏場などの気温が高くなる時期は、子供同様に水分補給をしっかりしないと熱中症になる可能性もあるため、2.0Lほどの大きいサイズが安心です。運動時間や使うシーンに合わせて選んでください。

【4】素早い水分補給には直飲みタイプ

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スポーツドリンクに対応している水筒は、直飲み・ストロー・コップなどのタイプがありますが、素早い水分補給には直飲みタイプがおすすめ! ワンタッチでフタを開けて飲めるので、水分補給がかんたんにできて人気のあるタイプです。

【5】保冷力重視なら真空断熱構造などを

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水筒に入れたドリンクの温度が、どの程度キープできるのかという点もチェックするといいでしょう。「夏場はとにかくドリンクを冷たくしたい」という保冷力重視な人には、真空断熱構造などの水筒がおすすめ。

熱の伝達を防ぐので、時間が経っても冷たい状態のドリンクを飲むことができます。

【6】せんとパッキンが一体型だとお手入れかんたん

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スポーツドリンク対応の水筒だとしても、塩分を含んだドリンクを入れる場合は使用後きれいに洗うことが大切です。せんとパッキンが一体化した水筒を選べば、分解する手間が省けてお手入れがラクにできます。また、入れ口が大きめのタイプも洗いやすいためチェックしてみましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)