山陽電気鉄道、神戸電鉄、神戸市交通局、日本旅行、JR西日本は29日、「兵庫デスティネーションキャンペーン(兵庫DC)」(2023年7~9月開催)の特別企画として、兵庫県内の鉄道4社局による車両所公開ツアーを開催すると発表した。

  • JR西日本は7月24日に「網干総合車両所明石支所 103系撮影ツアー」を開催

社員が車庫内を紹介するほか、普段見ることのできない車両や引退間近となった車両の撮影、運転士・車掌体験などを予定している。車両所公開ツアーで見学できる各社局の車両に、兵庫DC限定デザインのヘッドマークを装着して参加者を出迎えるほか、各ツアーの参加者にヘッドマークと同デザインの缶バッジとシールを配布する。

山陽電気鉄道の「東二見車庫見学ツアー」は7月22日、8月19日、9月2日に各日2回(10~12時、13~15時)開催。本線を走行しない貴重な車両の写真撮影会と運転士用「スターフ」制作を体験できる。料金は大人1万1,000円・こども6,000円。8月19日のみ、特別な部品発売会を実施するため、大人1万4,000円となる。

  • 兵庫DC限定ヘッドマークデザイン

神戸電鉄の「鈴蘭台車両基地見学&車両撮影ツアー」は8月5・26日と9月3日に各日2回(9時30分から12時30分まで、13時15分から16時15分まで)開催。撮影会や社員による車庫内の紹介、実車を使用した扉開閉体験など予定している。料金は大人7,000円・こども3,500円。

神戸市交通局の「名谷車両基地見学ツアー」は8月20・27日に各日3回(9時30分、13時、16時から)開催。車両洗浄機通過体験、運転台見学、車掌体験や検査中の車両工場見学などを予定している。料金は大人8,500円・こども4,000円。JR西日本の「網干総合車両所明石支所 103系撮影ツアー」は9月16日に1日2回(9時40分から12時50分まで、14時10分から17時20分まで)開催。今年3月に和田岬線から勇退した103系の車両撮影会、社員による床下機器・主制御器の案内などを予定している。料金は大人1万5,800円・こども1万4,800円。

各ツアーとも日本旅行「赤い風船 関西版」サイトで発売。山陽電気鉄道は7月3日11時、神戸電鉄は7月10日11時、神戸市交通局は7月18日11時、JR西日本は7月24日11時から受付開始する。