リスクモンスターは6月28日、第13回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の結果を発表した。調査は4月27日~28日、全国の20~59歳の男女800名(既婚者400名、未婚者400名)を対象にインターネットで行われた。
今回で13回目となる「この企業に勤める人と結婚したいランキング」、1位は「国家公務員」(12.6%)だった。続く2位は「地方公務員」(11.4%)と、第6回調査以降、トップ2を公務員が独占し、公務員の安定した人気がうかがえる結果に。
続いて、公務員を除いた事業会社のランキングとしては、11回連続1位と不動の人気を誇る「トヨタ自動車」(9.4%)が3位にランクイン。以下、4位「パナソニック」(5.5%)、5位「グーグル(Google)」(5.1%)、6位「アップル(Apple)」「ソニー」「任天堂」(いずれも5.0%)、9位「サントリー」(4.4%)と続いた。
今回の結果を第12回ランキングと比べると、トップ20の約8割は前回から継続してランクインしており、前回からの順位変動としては、「花王」(前回21位→今回11位)、「全日本空輸(ANA)」(同21位→11位)、「東海旅客鉄道(JR東海)」(同75位→35位)がランクアップしている。
なお、ベスト100については下表のとおり。
次に、結婚相手の勤務先に対して重視するポイントを聞いたところ、既婚・未婚を問わず「給与額」(47.5%)が6年連続でトップに。ただし、既婚者(56.5%)の方が未婚者(38.5%)より18.0ポイントも高くなっていることから、既婚者の方が結婚相手の収入をより重視する傾向にあるよう。以下、「雇用形態」 (39.6%)、「土日休み、有給取得しやすい」(30.9%)と続いた。
一方、結婚相手に求める最低年収について聞くと、「年収は気にしない」(39.4%)が最も多く、次いで「500万円以上」(13.4%)、「600万円以上」(13.1%)が上位に。全体の約6割が結婚相手に最低年収を求めてはいるものの、その金額は「500万円ないしは600万円以上」という意見が多く、「平均年収」(令和2年度民間給与実態統計調査:433万円)程度あれば良いと考えていることがわかった。