副業人材マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」は6月28日、「副業に関する定点調査(2023春)」を発表した。調査期間は5月15日~23日、調査対象は全国の企業に勤める20~40歳代の会社員、有効回答は667人。
まず、直近半年の間に副業を行ったか尋ねると、「実施した」は35.6%。2023年2月の前回調査(39.4%)より減少したものの、前年同月(34.1%)比では増加した。
続いて、今後半年の間に副業を行うつもりはあるか質問すると、47.2%が「はい」と回答。こちらも前回調査(49.5%)より減っているが、前年同月(43.2%)比では増えた。
直近半年間に副業を実施した理由については、引き続き「自由に使える悪寒を増やしたいため」(39.5%)が1位となった。
3位の「本業の収入が減ったため」(24.7%)は、2022年5月の調査開始から毎回増加しており、同調査では「インフレの影響で生活費が高騰したことから収入が減った感覚に陥る方が多い」と推測。そして、4位の「自身のキャリアに関して考えたいため」(20.2%)も増加傾向にあるという。
また、ChatGPTをどの程度知っているか質問すると、「聞いたことがあるが、業務で使ったことがない」は55.2%、「業務で使ったことがある」は17.7%と、認知度は72.9%との結果に。さらに、副業の実施/未実施でみると、副業経験者の方が「業務で使ったことがある」(実施30.5%、未実施10.6%)との回答が多いことがわかった。