ロア・インターナショナルは6月27日、可動式振動部「パーソナルアジャスター」を搭載した骨伝導イヤホン「Hacray Orca」を発表した。骨伝導音と気導音の両方の音が耳に伝わるようにした。ライトグレーとグレーの2色を用意し、価格は13,500円。6月29日より発売する。

  • 可動式振動部「パーソナルアジャスター」を搭載した骨伝導イヤホン「Hacray Orca」

Hacray Orcaは、装着位置を変えられる可動式振動部「パーソナルアジャスター」を搭載。装着位置により骨の音伝導率や周波数特性が変化するのが特徴だ。頬骨あたりでは、高音に伸びのあるバランスのとれたサウンドとなり、耳珠付近では低い周波数が強調された重低音を味わえる。耳上では骨伝導と同時に空気振動でも音を伝達し、耳内に音を反響させる。

  • 振動部はこのように装着位置を変えられる

接続方式はBluetooth 5.3で、2台のデバイスと同時に接続でき自由に切り替えられるマルチポイントと、最大8台までのマルチペアリングに対応する。コーデックはSBC、プロトコルはA2DP、AVRCP、HSP、HDPをサポート。

通話用マイクには、インテリジェントノイズ低減アルゴリズムを搭載。周囲の環境ノイズを防ぐとともに、声をそのまま通話相手に届けてくれる。動画視聴やゲームプレイに最適な低遅延モードモードも備える。

  • インテリジェントノイズ低減アルゴリズムを搭載しており、周囲が騒がしい状況でもノイズを抑えられる

180mAhのバッテリーを内蔵し、連続再生時間は最大12時間(音量50%時)。周波数特性は20Hz~20kHz。防水性能はIPX5。重さは約30g。