ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が23日、東京・harevutaiにて、バーチャルとリアルの垣根を超えた未来型ライブイベント『MIRAI STAGE〜Virtual×Real MUSIC LIVE in “harevutai”〜』を開催した。
『MIRAI STAGE』は、17LIVEとポニーキャニオンとのパートナシップのもと、バーチャルとリアルが融合した新たなライブイベント。4月に「17LIVE」アプリ内で実施されたイベントを勝ち抜いたVライバーとリアルライバー計10名が出演し、有名楽曲やオリジナルソングの歌唱ほか、Vライバーとリアルライバーのコラボステージも展開された。
ライブが始まり、出演者のラインナップが画面上に表示されると、大きな拍手と歓声が。司会進行を務めたグランジ・遠山大輔が「野郎の声が野太く聞こえてくる感じ」と客席をイジると、遠山コールも起こり、会場があたたまっていく。
そして、トップバッターのVライバー・はいぴんぐモナカがトップバッターで登場。画面に釘付けになるオーディエンスを前に、オリジナルソングである「Call Me」を披露した。曲が終わると、遠山がインタビュー。今回披露した楽曲は自身の兄が作詞したものであると話し、「兄は闘病生活で昨年亡くなってしまって、この場には来られなかったけど、喜んでると思います」と涙ぐむと、会場からはあたたかい拍手がしばらくの間鳴り止まなかった。
2組目は、リアルライバーのCruが登場。オリジナル曲「duck out」をパワフルに歌唱すると、遠山も「めちゃくちゃいいっすね! なんすか今の声は」と圧倒された様子だった。また、8月には初アルバムをリリースすることが決定しているのだが、「7月に10曲くらいレコーディングする」と明かし、会場からは驚きの声が上がった。最後に改めてステージの感想を求められると、「本日はリアルライバーとしては1発目。Vライバーさんとコラボは初めてですごく刺激的でした。新しい感覚のライブとか経験を活かして、アーティスト活動と役者業を頑張っていきたい」と意気込んだ。
その後も、むらゆき、とよぴ、小鳥遊音彩、加藤結愛と、Vライバーとリアルライバーが交互に熱いパフォーマンスを繰り広げ、ライブもいよいよ終盤へ。
“歌が大好きな202歳の神様見習い”である御朱すずは「夜咄ディセイブ」「夜もすがら君想ふ」「Mela!」の 3曲をカバー。歌唱が終わると、「緊張して吐きそうです(笑)」と笑いを誘い、今回が初出演となったリアルイベントは「めちゃくちゃ楽しい」と充実感をにじませた。
さらに、ikura丼、紅咲るう、ちかMartinが続き、ikura丼と御朱すずのコラボステージがスタート。「千本桜」でデュエットすると、遠山も「姉さんと呼ばせてください。最高でした!」と興奮を隠せない。
そして、このイベントのトリを飾ったのが、ちかMartinと紅咲るうとのコラボ。夏の定番ソング「夏祭り」をカバーし、最後までライブを白熱させた。
(C)17LIVE