AlbaLinkは6月27日、「物が多い実家の片付けに関する意識調査」の結果を発表した。調査は6月7日~9日、実家がある10代~60代の男女500人(女性360人、男性140人)を対象にインターネットで行われた。

  • 実家の片付けについて

    実家の片付けについて

調査によると、実家に「物が多い」と感じている人は76.0%。「実家の物を片付けたい」「親に片付けてほしい」と思うかと尋ねたところ、71.8%が「とても思う」「やや思う」と回答した。

そこで、「実家の物を片付けたい」と回答した人に、その理由を尋ねたところ、「遺品整理が大変そうだから」(95人)が最も多く、具体的には「親が亡くなった後に、自分が片付けをすることになる」「残された人が処分するのは、精神的にも体力的にも大変辛いから」といった声が。

以下、2位「不要なものが多すぎるから」(65人)、3位「生活スペースが狭くなるから」(53人)、4位「危険だから」(38人)、5位「不衛生だから」(37人)と続き、祖父母や親が亡くなったあとのことを心配している人が多いほか、物が多いことによる生活への支障を懸念する声も目立った。

  • 実家の物を片付けたいのに片付けない理由

    実家の物を片付けたいのに片付けない理由

一方、「実家の物を片付けたいのに片付けない理由」については、「親が乗り気ではない」(135人)が1位に。「親が嫌がる」「『これは私がお金を出して買ったものだ』と、片付けを極端に嫌がる」など、単にやる気が出ないというだけではなく、片付けに反対して怒りだしてしまう親御さんもいるよう。

以下、2位「時間がない」(107人)、3位「遠慮してしまう」(35人)、4位「物が多すぎる」(21人)と続き、上位にランクインした項目を見ると、「親や実家にいる家族との関係」「時間」「労力」などがハードルになりやすいことがわかった。