シチズン時計のビジネスマン向けウオッチ「CITIZEN ATTESA(シチズン アテッサ)」から、アナログ式光発電腕時計で世界初の月齢自動計算機能を搭載したエコ・ドライブ電波時計が3機種発表された。発売日はすべて7月20日。

すべてレギュラーモデルとなり、価格とラインナップは、シルバーケース・ブラックダイヤルの「BY1001-66E」が137,500円、ブラックケース・ブラックダイヤルの「BY1006-62E」が170,500円、カーフベルト、ブラックダイヤルの「BY1004-17X」が126,500円。

  • シチズン アテッサ/エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト

  • BY1001-66E

  • BY1006-62E

  • BY1004-17X

シチズンは1993年に世界初となる多局受信型電波時計を発売し、2023年で30周年を迎える。節目となる今回、アナログ式光発電腕時計で世界初となる月齢自動計算機能「ルナプログラム」を搭載した電波時計の新ムーブメントを開発・発表した。

新ムーブメント「Cal.H874」を内蔵する3機種は、電波受信した日付情報からムーブメント内部で独自の計算式を用いてその日の月齢を計算し、ダイヤル6時位置のムーンフェイズ部分に自動表示する。北半球からの月の形状だけでなく、南半球から眺める月の形状も表示可能な表示切替機能「NSシフト」も備えた。

  • 6時位置のムーンフェイズ部からは、星空の中に輝くシルバームーンがのぞく

ケースはスポーティな形状ながら、のびやかなラグがエレガントな印象を与える。見返しリングからは都市名表示を省き、多針モデルながらスッキリとしたダイヤルレイアウトで視認性も確保した。

すべてケースやバンドの素材は、ベースのチタニウムに、独自の表面硬化技術「デュラテクト加工」を施した「スーパーチタニウム」(BY1001-66EとBY1001-66Eはデュラテクトチタンカーバイト加工、BY1006-62EはデュラテクトDLC加工)。ステンレスと比較して約5倍の硬さを持ちながらも軽く、傷に強い。

ケースサイズは径41.5×厚さ10.8mm(設計値)、風防は無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。定期的な電池交換が不要の光発電「エコ・ドライブ」仕様。新ムーブメントの「Cal.H874」は、24時差のワールドタイム機能(サマータイム対応)、パーペチュアルカレンダー、デイ&デイト表示などを備える。