創通メディカルは6月26日、「尿漏れに関する実態調査」の結果を発表した。調査時期は5月・6月、調査対象は20代~60代以上のEMSヒップトレーニングマシーン「AQUA LIFT」購入・モニター女性および一般女性、有効回答は207人。
まず、尿漏れを経験し始めた時期を調べると、「30代前半」が21.3%、「40代前半」が18.4%、「30代後半」が17.9%と、30代~40代前半が全体の約6割を占めた。また、早い人では「10~20代」(16.0%)から経験していることがわかった。
尿漏れの頻度については、「週に1回以上」が38.2%、「1日1回以上」が30.9%との結果に。さらに出産経験の有無別にみると、「週に1回以上」・「1日1回以上」と答えた割合は、出産経験ありでは計72.9%、出産経験なしでは計51.4%と、両者の間で約20ポイントの差がみられた。
次に、尿漏れが起きるタイミングを聞くと、「せき・くしゃみをしたとき」が圧倒的に多く73.4%に上った。
尿漏れの悩みの程度については、「かなり悩んでいる」が35.3%、「まあまあ悩んでいる」が52.7%との結果に。そして、尿漏れは対策次第で改善できるかとの問いには、「とてもそう思う」が22.2%、「ややそう思う」が56.5%と、約8割が前向きな姿勢を示した。
一方、実際の尿漏れ対策については、「なにもしていないが、今後はなにかしたい」(43.0%)、「以前はしていたが今はしていない」(3.9%)、「なにもしておらず、今後もする予定がない」(1.0%)を合わせると、5割弱が現状なにもしていないことが判明した。