臨床試験被験者募集支援サービスを行うヒューマンリンクは、「タバコに関するアンケート」の調査結果を公開した。その結果によると、パートナーを選ぶときに「非喫煙者を好む」という人が約7割を占めたという。タバコに対する否定的なイメージが影響しているとみられる。ネットでは「友達でもきつい」「そりゃそうでしょうね」などと話題となっている。

  • パートナーを選ぶとき、約7割が「非喫煙者」を好むらしい - ネット「そりゃそうでしょうね」「高額納税者…」

    パートナーを選ぶとき、約7割が「非喫煙者」を好むという

本調査は、タバコに対する考え方や世代による違いがあるのかを明らかとするもので、今年2月27日から3月26日にかけて、同社が運営する治験情報サイト「V-NET」会員と、非会員の男女3,741人を対象としてアンケート調査をおこなった。

まず、タバコのイメージについて質問したところ、全世代を通して、最も多かったのが「健康に悪そう」で2,794票だった。また、「衣類等に煙の臭いがつく」が2,411票など、タバコに対して、ネガティブなイメージを選択する人が多く、世代別でみても、この傾向は変わらなかったという。ただし、タバコに対して「かっこいい」イメージを持つ人も少なからずいるようで、20歳未満で4票、20代で88票、30代で89票、40代で64票、50代で36票、60代で12票、70歳以上で10票という結果だった。

  • タバコにネガティブなイメージを持つ人が多い結果に(ヒューマンリンク調べ)

続いて、未婚またはパートナーがいない人を対象に、パートナーを選ぶときの喫煙状況を質問。タバコにネガティブなイメージを持つ人が多いことが影響してか、「非喫煙者(タバコを吸わない人)を好む」と回答した人が1,476と、全体の67%だった。「どちらでも良い・気にしない」という人は、669人で全体の30%。「喫煙者を好む」人は、56票で全体の3%という結果になった。

  • それでも全体の30%は、「どちらでも良い・気にしない」ようだ(ヒューマンリンク調べ)

同社によると、20代から60代まで年齢層が上がるに連れて「どちらでも良い・気にしない」という人の割合が少しずつ増えているが、どの世代でも、「非喫煙者(タバコを吸わない人)を好む」人が圧倒的に多く、パートナーを選ぶときの喫煙条件の傾向に世代間での違いはほとんどなかったとのこと。

このほか同調査では、飲食店で喫煙スペースに近い席に案内された場合の対応や、「子供がおつかいでタバコを買いに行く」ことについて、どう思うかなどの質問も行なっている。興味があればチェックしてほしい。

ネット上では「友達でもきつい」「タバコは健康にもお財布にも良くない。臭いもキツイしね…」「喫う時間と喫煙所を探す手間、これ考えたら凄く馬鹿らしくなってやめられました」「今の時代でも『どちらでも良い・気にしない』人が30%もいるのか!一桁パーセントかと思っていた。」「そりゃそうでしょうね~とにかく臭いもん」「タバコをやめるといかに自分が臭かったかがよくわかる」などの声が寄せられた。