高校野球といえば、「丸刈り」というイメージを持つ人は少なくないだろう。しかし最新の「高校野球実態調査」によると、丸刈りの野球部員の数は、この5年間で劇的に減少しているのだとか。これは、「部員数の減少」が影響しているとみられている。ネットでは「野球部諦めた理由は丸刈り」「そもそもなんの意味が…」などと話題となっている。
この調査は、日本高等学校野球連盟と朝日新聞社によるもので、硬式野球部がある連盟加盟校を対象に、5年に1度実施している。今回の調査では、全国の3,788校から回答を得られたとのこと。
結果は、「部員の頭髪の取り決め」について、2018年には76.8%が丸刈りと回答していたの対して、この5年間で26.4%へと大幅に減少した。また、「特に取り決めず、長髪も可」は前回の14.2%から59.3%へと大幅に増加した。また、練習時間の減少や、スマホ使用などに関する制約緩和など、時代にあわせて野球部をとりまく決まり事が見直されつつある実態が浮き彫りとなった。
こうした変化は、少子化や野球に関心への関心の減少による「部員数の減少」が影響していると見られているようだ。一部では、髪型の制約が野球部への参加を躊躇させる原因にもなっている、という指摘が出ている。世の中の坊主頭へのイメージが、「さわやか」というよりは、「怖い」へと変わってきていると考える人もいる。
ネット上では「そらそうやろ」「そもそもなんの意味が…」「なお甲子園出場校は95%坊主な模様」「中学で野球部を諦めた理由は丸刈り」「丸刈りじゃなかったら野球してたな」などの声が寄せられた。