リクルートは6月26日、「『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023」を発表した。調査は1月23日~29日、東北~九州に在住する20~69歳の男女6,198名を対象にインターネットで行われた。

  • 『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023【東北】【関東】

    『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023【東北】【関東】

2022年に宿泊旅行で訪れたことがある観光地で「もう一度行きたい」と思う場所を聞いたところ、東北エリアでは、宮城県の温泉郷「秋保」が1位に輝いた。続く2位は、世界遺産の白神山地にアクセスしやすく、美しい海岸絶景が魅力の「津軽西海岸」が昨年ランク外から急浮上。以下、3位「花巻」、4位「山形蔵王」(+19ランク)、5位「裏磐梯」(+13ランク)、6位「下北半島」(ランク外から)と大自然エリアに人気が集まった。

関東エリアでは、1位「舞浜・浦安」、2位「箱根」、3位「草津」、4位「軽井沢」、5位「那須」と、上位5位まで変動なく王道の観光地が独占。そんな中でも、大きく順位を上げたのは、自然を生かしたサウナ併設宿やアクティビティが充実する「みなかみ」(+8ランク)が10位に。また、昭和レトロな街並みと古民家再生による町おこしも人気の「秩父」(+9ランク)が11位にランクアップした。

  • 『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023【東海】【関西・北陸】

    『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023【東海】【関西・北陸】

東海エリアでは、気兼ねなく旅ができるようになった影響か、昨年の調査に比べ順位が大きく変動。1位の「下呂温泉」や3位の「伊勢・二見」など比較的行きやすい近場の観光地と、2位「金沢・湯涌」、4位「阿智・昼神・下伊那」など遠方の観光地が混在し、旅のスタイルが二極化しているよう。

関西・北陸エリアでは、1位「ユニバーサルシティ」、2位「白浜温泉」、3位「下呂温泉」という結果に。こちらもお出かけの再開による影響からか、テーマパークや、より遠方エリアの観光地が順位を伸ばしたほか、有名温泉地が数多くTOP20にランクインした。

  • 『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023【中国・四国】【九州】

    『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023【中国・四国】【九州】

中国・四国エリアからは、4年ぶりにアートイベントが開催された「道後温泉」が1位に。続く2位は「出雲大社周辺」、3位には大鳥居の長期改修工事を終えた「宮島・廿日市」がランクイン。

九州エリアの1位は、開業30周年を迎え、進化し続ける「ハウステンボス」。以下、2位「由布院温泉」、3位「別府(別府八湯)」、4位「嬉野温泉」、5位「指宿温泉」、6位「雲仙温泉」など、九州を代表する温泉地を中心に、豊かな自然が魅力的なエリアが上位にランクインした。