Omiaiは6月26日、「恋愛・恋活に関する費用」に関する調査結果を発表した。調査は5月18~26日、20~39歳の全国の社会人の未婚男女2,795人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、物価が上昇する前と比較して「恋愛にかかる費用」はどうなったか聞いたところ、「同じ」(62.4%)、「減った」(19.5%)、「増えた」(18.1%)だった。
次に、同社の独自指標で、恋愛にかかる費用を生活費全体(家賃や食事等。恋愛費用含む)で割る「恋愛エンゲル係数」を都道府県別で比較。
その結果、恋愛エンゲル係数が高い県は1位「静岡県」(24.2%)、2位「大分県」(19.5%)、3位「鹿児島県」(18.5%)となっている。
この理由について同社は「『身だしなみを整える費用』の割合が47都道府県のなかでもっとも大きく、平均7,087円のところ静岡県は1万2,265円もかけているから」と説明する。
さらに、ワースト10も見ると、1位「長野県」(8.0%)、2位「岩手県」(9.8%)、3位「東京都」(10.1%)という結果に。
この結果について、「『身だしなみを整える費用』『デート費用』がともに小さいことが要因です。長野県はもっとも恋愛にドライな県と言えるかもしれません」とコメント。
東京都、千葉県のワースト10入りに関して「『生活費全体』がやや大きいところに、東京都は『デート費』、千葉県は『身だしなみを整える費用』が小さいことが要因となっています。同じ首都圏でも神奈川県は恋愛エンゲル係数が高い県9位であることをふまえると、東京都、千葉県はコスパよく恋愛活動する傾向があるのかもしれません」と指摘する。