ここ数年、キャンプが大きなブームになっていますよね。しかしこれからの時期のキャンプは、蚊やブヨなどの虫に悩まされるもの。そこで本記事では、夏のアウトドアシーンで活用する虫対策アイテムを5つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

  • ※写真はイメージ

1.金鳥の渦巻 太巻

はじめにご紹介するのは、「金鳥の渦巻 太巻」です。形は普通の蚊取り線香と同じですが、驚くのはその太さ。断面積が、通常の「金鳥の渦巻」の約2倍もあるのです。

広範囲にすばやく効き目が広がるので、屋外など広い場所での使用にピッタリ。まさに、キャンプには最適な蚊取り線香です。

  • 「金鳥の渦巻 太巻」/ 画像は公式サイトより引用

「金鳥の渦巻 太巻」は、高活性成分「トランスフルトリン」がパワフルな殺虫+忌避効果を発揮し、蚊やハエを寄せつけません。キャンプのほか、ガーデニングや縁側・ウッドデッキでの使用にもおすすめです。

キャンプで「金鳥の渦巻」を使う場合は、「吊り下げ式線香皿」とあわせて使用すると便利です。蚊取り線香を線香皿の外周の金属部分に触れないように置いたら、ネットとネットの間にはさみ、留め金をかけます。

線香皿をタープの四隅に置いておけば、風がどの角度から吹いても蚊を寄せつけません。また、テントの出入り口に置けば、蚊がテントの中に入ってくるのを防ぐことができます。なお、効力持続時間は約7時間です。

2.ハッカ油

次に、「ハッカ油」をご紹介します。「ハッカ油」とは、「ハッカソウ」というミントを乾燥させて抽出した植物油のこと。虫よけ効果のほか、消臭効果やリラックス効果もあるとされ、日常生活のさまざまな場面で活躍します。化学物質が一切含まれない天然成分由来なので、薄めれば身体に使うことができます。

  • 「ハッカ油」/ 画像は公式サイトより引用

キャンプで使うなら、「アロマストーン」にハッカ油の原液を染み込ませる方法がおすすめ。これをテントの周りに置いておくだけで、虫よけの効果があるそうです。

また、ハッカ油で「虫よけスプレー」を作ることもできます。用意するものと作り方は、以下の通りです。

<用意するもの>
ハッカ油…3~4滴 / 無水エタノール…10ml / 水…90ml / スプレー容器

<作り方>
1.無水エタノール10mlを準備し、ハッカ油を少量(3~4滴)垂らして混ぜる。
※ハッカ油の量は、刺激が強くなり過ぎないよう、少しずつ試す。
2.水を90ml入れて混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れたらできあがり。

※原液をそのまま皮膚に使用すると肌トラブルの可能性があるので、薄めて使うようにしましょう
※ハッカ油にはポリスチレンを溶かす作用がありますので、ポリスチレン製(PS)のスプレーボトルは使わないようにしましょう

3.ギドラクス ハエ・蚊用スプレー / 不快害虫用スプレー

アース製薬から今年発売された「GiDORAX(ギドラクス)」は、効き目が強いと評判の虫ケア用品。

  • 「ギドラクス ハエ・蚊用スプレー 480ml(写真左)」、「ギドラクス 不快害虫用スプレー 480ml(写真右)」

ジェット噴射でハエ・蚊を落とす「ギドラクス ハエ・蚊用スプレー 480mL」(写真左)は、高濃度処方で最強 & 最速レベルの効きめを実現。無香料の低刺激設計で、ベタつきにくいドライ処方です。また、指にフィットし、狙い撃ちしやすく軽く引きやすいプレミアムトリガーが採用されています。

さまざまな不快な害虫をまとめて退治できる「ギドラクス 不快害虫用スプレー 480mL」(写真右)は、4種の薬剤のプレミアム処方で最強 & 最速の効きめを実現しています。ムカデやクモ、ヤスデ、カメムシ、アリ、チョウバエ、ダンゴムシなどの150種の不快な害虫を退治できます。

また、害虫が出そうな場所にあらかじめスプレーするだけで、まちぶせ効果が約1ヶ月持続します。こちらも狙いやすいプレミアムトリガーが採用されているため、動きのすばやい害虫も逃さず駆除できます。

高い効果が期待できる虫用スプレーを用意しておくと、安心してキャンプが楽しめそうですね。

4.ソーラーモスキートLEDランタン

「ソーラーモスキートLEDランタン」は、光の波長で虫を誘い、高圧電流で虫を駆除してくれるLEDランタンです。通常のランタンとしても使用できるため、キャンプのほか災害時や庭・玄関の照明として等、多目的で使えます。

  • 「ソーラーモスキートLEDランタン」/ 画像は公式サイトより引用

虫を駆除するのに薬剤を使う必要はなく、UV光源誘引式となっています。USBのほか、ソーラーパネルからも充電が可能です。また、本体にはハンドルがついているため、置いて使うほか、吊り下げて使うこともできます。

なお、「防水等級」はIPX6で本体は水洗いが可能なため、メンテナンスも楽々。IPX6とは、「いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても、有害な影響を受けない構造のもの」とされていて、高い防水機能が証明されています。

LEDライトは3段階の点灯が可能で、連続使用時間はそれぞれ、High(4時間)/Medium(8時間)/Low(20時間)です。殺虫ライトの連続使用時間は、30時間(満充電時)となっています。

これ1つで、ランタンと虫の駆除の2つの役割を果たしてくれる、「ソーラーモスキートLEDランタン」。薬剤が必要なく、USBやソーラーパネルで繰り返し充電ができるのも経済的ですね。

5.KA・KO・I

最後にご紹介するのは、一定の範囲内に蚊を寄せつけない「KA・KO・I」です。これ1台で、複数の人が活動する屋外の空間(本品を中心に半径3.6m)に蚊成虫を寄せつけないようにする効果があります。煙が出ないため、キャンプはもちろん、屋外での食事やガーデニングなどさまざまな用途にマッチします。

  • 「KA・KO・I」/ 画像は公式サイトより引用

「KA・KO・I」を使うには、まず、薬液ボトルを専用の超音波振動式噴霧器に取り付け、半径3.6m(40平方メートル)あたり1つを屋外の平たんな場所に設置します。そして、スイッチをオンにすると、自動的に噴霧が開始されます。

肌に薬剤をつける必要がなく、火や熱も使いません。また、「人感センサー」がついているため、本体上部での人の動きを感知すると、噴霧が自動的に止まる安心設計になっています。さらに、ポータブル仕様(電池式・ハンドルつき)で、持ち運びにも便利。キャンプの時は、1台あるととても重宝しそうです。

なお、「KA・KO・I」は薬液ボトル交換式で、1本で約30時間使えます。

■虫対策をして夏キャンプを楽しもう

せっかくキャンプをするなら、蚊などの虫に邪魔されたくはないですよね。最近では、今回ご紹介したようなさまざまな虫よけグッズが販売されていますので、商品の特長や使い勝手などを比較し、自分に合うものを選んでみましょう。虫対策を万全にして、夏キャンプを思いっきり楽しんでください。