リクルートが運営する『リクルートブライダル総研』は、「新婚生活実態調査2023」の結果を6月22日に発表した。1次調査は1月24日~27日の期間、18歳~49歳の男女1万人を対象にインターネットにて実施。2次調査は1月27日~30日の期間、18歳~49歳男女のうち、将来的に子どもを持つ意向がありまたはなしの婚姻関係が3年以内の男女・婚姻歴なしの未婚男女計2,474人を対象にインターネットにて行った。

  • 入籍時期別にみた子ども意向有無の割合

新婚層に子ども意向について調査をすると、71.8%は子ども意向あり、意向なしは13.5%という結果となった。

子どもを持つ意向について入籍時期別にみると、「意向あり」との回答が最も多かったのは、「1年超〜3年以内に入籍した夫婦」(75.7%)だった。次いで、「3年超〜5年以内に入籍した夫婦」(73.5%)、「1年以内に入籍した夫婦」(71.8%)と続いた。

  • 子どもを欲しいと思わない理由

次に、新婚の子ども意向「なし層」に対して「欲しいと思わない理由」を尋ねたところ、「夫婦2人の時間を大切にしたいから」(39.3%)が最も多く、次いで「自分の時間を大切にしたいから」(34.8%)、「子育てや教育にお金がかかるから」(34.6%)との結果に。

  • 「子どもが欲しい」という気持ちに変わる要素

子どもが欲しいという気持ちに変わる要素については、トップに「安定した収入が得られたら」(27.4%)があがった。次いで、「ある程度お金が貯まったら」(24.5%)、「子どもを持つ覚悟・自信ができたら」(23.7%)と続く一方、「何があっても子どもが欲しいとは思わない」との回答も2割を超えた。