MOTTERUは、「USB Power Delivery EPR」規格に対応したUSB Type-C to Type-Cケーブルを6月27日に発売する。ケーブル長が100cmと200cmのものを用意し、直販価格はどちらも1,980円。カラーはスモーキーブラック・エアリーホワイト・ラテグレージュの3色。

  • 「 USB-C to USB-C」

USB Power Delivery EPRは、2021年5月にUSB-IFが発表した最新のUSB給電規格。現在スマートフォンやノートPCなどで多用されているUSB Power Deliveryの上限は100Wだが、EPRでは240Wまで対応する。

従来以上の高電圧を扱うEPR規格では対応ケーブルの条件も厳格化されており、規格上の上限となる48V/5A対応のケーブルのみが認められる(24Vなどの部分対応はできない)ほか、認証チップの搭載が必須としている。

  • カラーはマットな3色展開

今回のUSB Type-C to Type-Cケーブルは、USB2.0規格に準拠し、転送速度は最大480Mbpsに対応する。また、一般的な240Wケーブルは固いものが多い中、しなやかなやわらかさを実現。強度面にもこだわり、断線の原因につながるコネクタ根元部分を強化することで、50,000回の折り曲げ試験に合格している。

  • 50,000回の折り曲げ試験に合格