日本のゲームメーカー・インテンスは、新作のVRゲーム「ホームランダービー -VSフェアリーテイルズ-」を、7月3日にリリースすると発表した。おとぎ話のキャラクターたちと、白熱のバッティング対決を繰り広げられる。価格は500円で、対応プラットフォームはPC(SteamOculus App Lab)だ。ネットでは「二刀流プニキ?」「100エーカーの森の大谷翔平」などと話題となっている。

  • プニキがピッチャーに!? メルヘンなホームラン競争VRゲームが話題 - ネット「100エーカーの森の大谷翔平」

    童話の有名キャラクターたちが投げる魔球を打ち、ホームランを目指す新作VRゲームが登場

「ホームランダービー -VSフェアリーテイルズ-」は、激ムズのVRホームランダービーゲーム。理不尽とも言えるハチャメチャな魔球を投げる童話の有名キャラクターたちを相手に、バッティング勝負をして、ホームラン数を競う。プレイヤーの前に立ちはだかるピッチャーは、「三匹の子豚」に登場する狼と、赤ずきん、かぐや姫、裸の王様、「白雪姫」に登場する魔女、シンデレラ、桃太郎などが登場する。

<動画>ホームランダービー -VSフェアリーテイルズ- PV

ピッチャーには「くまのプーさん」の姿も。これに、子供向けゲームとは思えないほどの難易度が特徴の無料ブラウザゲーム「くまのプーさんのホームランダービー!」を、想起する人も多いだろう。「くまのプーさんのホームランダービー!」では、プーさんはバッターだったが、本作ではピッチャーに転向しているようだ。

本作は、ホームランのみが得点としてカウントされ、それ以外はただのミスとなる。プレイヤーは、一時的に時間を遅らせられる究極の集中状態「ゾーン」と呼ばれる能力を駆使して、激しいカーブや速度が変化する魔球を打ち返していく。ちなみに、ストアページの備考に「理不尽が好きな人はゾーンを使用せずにクリアしてみてください」と書かれている。

  • 理不尽な魔球の数々

  • 極限の集中状態によって時間が遅く感じる「ゾーン」を駆使してホームランを目指す

また、ホームランダービーで稼いだお金を使って、ハンマーや丸めた新聞紙など、豊富な種類のバットを購入できる模様。さらに、骨付き肉などのアイテムを購入することで、「打撃力」や「集中力」などのパラメーターの強化もできるようだ。

  • ハンマーや、丸めた新聞紙などの豊富なバットを用意

ネット上では「二刀流プニキ?」「その憎しみはロビカスに向けるべきだろプー」「かつては打者で、今はピッチャー。まさに100エーカーの森の大谷翔平。」「VR版プニキ!?(違う」「俺たちと一緒にロビカスを倒した戦友のプーが敵になって出てくるのアツすぎだろ」などの声が寄せられた。