フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)で2月12日に放送され、見逃し配信32万再生の反響となった『私が踊り続けるわけ 2 ~56歳のストリッパー物語~ 後編』が、27日(14:48~)に「特別編」として放送される。
2022年秋、デビュー33周年イベントの準備を進めていた日本で最高齢のストリッパー・星愛美さん(56)のもとに、悲しい知らせが届いた。愛美さんを応援するために、全国の劇場に駆けつけるファン「星組」の名物メンバーである、元警察官のスーさんが、長い闘病生活の末にこの世を去ったのだ。
がんと診断され余命宣告を受けながらも、痛みに耐え、各地へ応援に駆けつけてくれていたスーさんは、音信不通となっていた。「生きている限りは愛美さんの舞台を見続けたい」…そんなスーさんの思いに応えようと、愛美さんも必死に踊り続けてきた。だからこそ、「33周年イベントは絶対にスーさんに見にきてほしい」と思っていた愛美さん。さらに「星組」のリーダー格・ひこにゃんさんも難病を患い、長期入院をすることになった。
踊ることが体力的に厳しくなり、体中の痛みと闘いながら、全身全霊をかけて踊る姿を応援することがきっかけとなり、“ファミリー”のように強い絆で結ばれている「星組」やスーさんの存在は、愛美さんの支えとなっていた。
そんな「星組」中心メンバーたちの支えを失い、踊り続ける気力も体力も消え失せ、ついに「引退」をも意識し始めた愛美さん。デビュー33周年を迎えた最高齢のストリッパーは、どんな決断を下すのか。女優・本仮屋ユイカのナレーションで追っていく。
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