今回は、「ベタ打ち」とはどのような意味か解説します。メールで見る「ベタ打ちで構いません」の意味や、丁寧な言い方、言い換え表現も紹介しているので、最後までぜひチェックしてくださいね。
「ベタ打ち」の意味とは
「ベタ打ち」とは本来、「指定された文書をベースに、見出し・フォントなどを変えず同じテキストのまま打ち込んでいく作業」を意味します。データ入力の会社や、印刷会社などでよく行われる入力方法です。
最近では、ビジネスメールでもよく見るフレーズです。よく見る「メールベタ打ち」とは、「メールに直接打ち込む」という意味で使われています。
ビジネスメールで見る「ベタ打ちで構いません」の意味は?
ビジネスメールにおいて、取引先から「ベタ打ちで構いません」といわれた場合、「ファイルなどを作成して送付するのではなく、メールに直接打ち込んで問題ない」という意味で使用されていることが多いです。
「ベタ打ち」の丁寧な言い方とは?
一般的に「ベタ打ち」は専門用語として使われますが、ビジネスメールで使用される「ベタ打ち」は「直接入力」というニュアンスです。
ビジネスメールで使われる「ベタ打ち」を丁寧な言葉にする場合、以下のように言い換えられます。
「メールベタ打ちで構いません」の丁寧な言い換え
- メールに直接打ち込んでいただいて構いません
- メールにそのまま記入いただく形で構いません
「ベタ打ち」の使い方・例文
ここでは、ビジネスメールでよく見られる「ベタ打ち」の使い方を例文で紹介します。
「後ほど議事録を作成してお送りしますね」
「メールベタ打ちで構いませんよ」「企画書5ページに掲載予定の内容ですが、メールにベタ打ちで構わないので事前に共有いただけませんか?」
「以下の【】の中にベタ打ちで返信してください」
「メールベタ打ち」とは「メールに直接記入すること」
ベタ打ちとは本来、「指定された文書をベースに、見出し・フォントなどを変えず同じテキストのまま打ち込んでいく作業」を意味します。「書式なしテキスト入力」と言い換えることもできるでしょう。
データ入力の会社や印刷業界などでは日常的に使用される専門用語でもあります。
一方で、ビジネスメールでよく見る「メールにベタ打ちでの返信で構いません」といったフレーズは、「メールに直接記入して返信してもらって構いません」といった意味で使用されています。
丁寧な言い方や類語・言い換え表現も覚えて、ビジネスシーンで活用しましょう。