暑くなると、シュワシュワッとした炭酸ドリンクが美味しい! とはいえビールは糖質が気になるので、主に飲んでいるのはハイボールなどの炭酸割りです。
これまで炭酸水はその都度購入していたのですが、意外とすぐになくなる上、飲んだ後のペットボトルがかさばるところに、少し不便さを感じていました。
そこで2023年6月6日発売の「ソーダストリーム」電動タイプの最新モデル「E-TERRA(イーテラ)」を試してみることにしました。
E-TERRA(イーテラ) | |
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カラー | ブラック・ホワイト |
サイズ | W130×D196×H427mm |
重さ | 約1.8kg |
セット内容 | ソーダメーカー、DWSボトル(1L・キャップ付)、ガスシリンダー60L用 |
直販価格 | 24,200円 |
電動&ワンタッチ、5秒で炭酸水が作れる
炭酸水メーカーにはシリンダー式とカートリッジ式の2タイプあり、「E-TERRA」はシリンダー式。シリンダーと呼ばれる小型のガスボンベを本体にセットして、ミネラルウォーターにガスを注入します。
一方、カートリッジ式は単3形乾電池くらいの大きさのカートリッジで、1回ごとに1本を入れ換えて使います。そのカートリッジと比べると、「E-TERRA」で使うシリンダーが思いの外大きくて驚きました。
ちゃんとセットできるか不安だったのですが、「シリンダークイックコネクト」という機能で、レバーを下げるだけで簡単に装着できました。このシリンダーは60L分で、これ1本で500mlのペットボトル約120本分の炭酸水を作ることができるそう。1本当たり約20円とのことなので、お得に飲める上、ペットボトル削減にもつながって一石二鳥です。
なお、シリンダーはガスがなくなったら、ソーダストリームを扱う店舗やメーカーに返却する必要があります。その際、ソーダストリームのオンラインショップで使用済みのシリンダーと交換する形で購入すれば、新規購入用が4,150円なのに対して、交換用は2,380円で購入可能です。
炭酸水を作る時も手軽でした。付属するプラスチック製ボトルの側面に書かれている矢印のところまで水を入れたら、ボトルの口を本体に差し込んで押し込むだけ。ちなみにボトルは70度までの食洗機で洗浄できるDWS(ディッシュウォッシャーセーフ)仕様です。
ボトルを押し込む機構は「スナップ・ロック」といって、出来上がった炭酸水を取り出す時もワンタッチでボトルの着脱ができます。
炭酸の強度は3段階。2度入れで強炭酸も!
DWSボトルをセットしたら、あとは本体上部のボタンで、弱・中・強の3段階から好みの強さを選ぶだけ。3つのボタンは1つの点(弱)、2つの点(中)、3つの点(強)で、それぞれ強さがデザインされています。
ボタンを押すとシリンダーから水にガスが注入されるのですが、その時にブルーのLEDライトが光るのがキレイでした。このような演出はソーダストリーム史上、初めてとのこと。
炭酸水は5秒程度で作れるのですが、注入される炭酸がブルーに照らされるのが幻想的で、毎回、作る過程を眺めていました。
強めの炭酸が好きなので、主に3つの点の「強」を使っていますが、市場で販売されている強炭酸のソーダと比べると、少し強度が優しいイメージ。そこで再度、ボタンを押して炭酸ガスを注入し、より強炭酸にして使っています。2つ点の「中」だとかなり優しい炭酸になるので、ソフトドリンクなどに使っています。
炭酸割りを作った後も、DWSボトルにフタをしておけば炭酸の気がぬけるのを防ぐことができます。水をDWSボトルに入れて炭酸水にするまであっという間なので、作る手間を感じることもありませんでした。
この「E-TERRA」の便利さを一番感じたのが、大人数でホームパーティーをした時です。
みんなで炭酸割りを楽しんだのですが、今回はメンバーが10人もいたので、あっという間に炭酸水がなくなっていきます。「E-TERRA」は水があれば大量に炭酸水が作れるので、パーティで大活躍でした。
もちろん、普段の家飲みの時にも、炭酸水の有無を気にせず飲めるところに便利さを感じています。また最近では、カルピスやはちみつレモンのソーダ割りなど、ソフトドリンクでも活躍しています。
家飲みでハイボールなどの炭酸割りをよく飲むという人なら、炭酸水メーカーを購入するのはアリ。しかも電動・ワンタッチで炭酸水が作れる「E-TERRA」なら、この夏のドリンク事情を格段にアップさせてくれるだろうと感じました。