HALは6月22日に、「浮気調査のトラブル」に関するインターネット調査の結果を発表した。同調査は、6月2日~6月5日の期間、探偵事務所に浮気調査を依頼した経験のある1,010人を対象に実施されたもの。
はじめに、浮気調査にどのくらいの期間がかかったか(依頼日から調査結果が出るまで)を尋ねたところ、「1ヶ月~2ヶ月未満」(43.9%)と回答した人が最も多く、次いで「2ヶ月~3ヶ月未満」(23.3%)、「1ヶ月未満」(19.9%)と続いた。
浮気調査にどのくらいの費用がかかったか(複数回ある場合は、一度の依頼あたり)質問したところ、最多は「10万円~20万円未満」(21.7%)。次いで「20万円~30万円未満」(19.4%)、「30万円~40万円未満」(17.3%)と続いた。
浮気調査を依頼したことで、満足できる結果は得られたかを聞くと、約8割の人が「はい」(79.9%)と回答した。全体の約8割が浮気調査の結果に対して満足している一方で、5人に1人の割合で満足できる結果を得られていないこともわかった。
浮気調査を依頼する中で探偵事務所とトラブル(もしくは心的負担)は生じたかという質問に対して、半数以上の人が「はい」(53.7%)と回答した。
浮気調査を巡って具体的にどのようなトラブル(もしくは心的負担)があったか尋ねたところ、「契約書と異なった(追加料金が発生したなど)」(33.4%)と回答した人が最も多く、次いで「調査の精度が低いと感じた(浮気の疑いが残った)」(32.1%)、「尾行が(調査中)相手に気付かれた」(29.9%)などがあった。
トラブルの原因はどちら側にあると思うか聞いたところ、およそ9割が「探偵事務所」(88.0%)と回答した。
浮気調査を依頼する際に、注意すべきだと思うのはどのようなことか尋ねると、「浮気調査のことがパートナーに気付かれないようにすること」(53.7%)がトップに。次いで「目的や希望をはっきりと伝えること」(47.7%)、「複数の探偵事務所を比較してから決めること」(39.5%)と続いた。
また、具体的な注意点として「自分の口を滑らせないこと」、「感情的にならず冷静に判断すること」、「値段も詳しく聞くこと」といった意見が寄せられた。
浮気調査でトラブルを回避するために、確認しておくべきだと思うのはどのようなことか尋ねると、「裁判で証拠となるような報告書を作成できるかどうか」(49.0%)という回答が最も多く、次いで「費用は適正か」(48.6%)、「希望しているような調査を行っているかどうか」(41.7%)と続いた。
具体的な確認内容としては、「追加で発生する費用がないか事前に確認しておく」、「依頼する探偵事務所を口コミやネット等で情報収集し、他と比較してから決定する」、「何を知りたいか。何を必要としているかをしっかりと伝えておく」などがあがった。