NTTドコモ モバイル社会研究所は6月22日、SNSの利用目的に関する調査レポートを発表した。「趣味や興味のあることの情報収集」がSNS利用目的の半数以上であった。
このレポートはNTTドコモ モバイル社会研究所が2023年2月、SNSを利用する全国の15~79歳男女を対象に「SNSの利用目的」について調査した結果をまとめたもの。
全体の半数以上が、SNSを「趣味や興味のあることの情報収集」に利用していた。
「暇つぶし」「ニュースやトレンドに関する情報収集」「知人や家族とのコミュニケーション」はそれぞれ4割を超え、「自分の思いや近況の共有」との回答は3割弱であった。
「趣味や興味のあることの情報収集」に使うと回答した人を性年代別で分析すると、若年層でその割合が高く、10代女性では7割を超えており、また多くの年代で女性のほうがその割合が高かった。
「趣味や興味のあることの情報収集に使う」割合がもっとも低いのは70代男性で4割弱にとどまった。
「ニュースやトレンドに関する情報収集」に使うと回答した人を性年代別でみると、60代女性の割合が高く半数を超えた。男性では20代が45%と最多で、次いで30代で44%、10代および40代~70代では4割以下であった。女性では60代が50%で最も高く、次いで10代で49%、50代で48%。もっとも低い40代以外はその割合は4割を超えた。
「ショッピングや旅行に関する情報収集」に使うと回答した人を性年代別でみると、全体的に女性のほうがその割合が高い。男性では60代の31%が最多で、それ以外の年代では3割に達していなかった。女性では60代を除いて3割を超え、20代~30代が36%、40代~50代が35%となった。