アメリカン・エキスプレスはこのほど、同社タッチ決済を利用することのできる交通機関が、6月時点で全国21機関にまで拡大したことを発表した。

  • アメリカン・エキスプレスのタッチ決済が利用できる交通機関

    アメリカン・エキスプレスのタッチ決済が利用できる交通機関

アメリカン・エキスプレスのタッチ決済ユーザーは、個人向けカードでの利用、法人向けカードでの利用ともに、コロナ禍が始まった2020年3月から著しく増加し続けており、2020年11月に約2倍、翌21年5月に約3倍にまで増加。2023年3月末時点では、個人向けカードの利用で約7.4倍、法人向けカードの利用で約9.2倍となっている。

これに伴い、アメリカン・エキスプレスのタッチ決済を利用できる交通機関も拡大。今年の4月以降、「江ノ電」や「南海電鉄」「泉北高速鉄道」「西日本鉄道」といった鉄道機関、「南海りんかんバス」「九州産交バス」「南国交通」「西表島交通」のバス4社のほか、軌道の「熊本市交通局」、「南海フェリー」といった交通機関が新たに加わり、6月時点で21の公共交通機関でタッチ決済の利用が可能になるという。

なお、加盟店数も大きく増加しており、2020年末時点には2019年末時点の約3.3倍、2021年末時点では約4.9倍、2022年末時点では7.4倍までに拡大している。